6次産業化を始めてみませんか~基本の3ポイント~

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埼玉県川越農林振興センター

農業支援部
TEL.049-242-1804

6次産業化には、農作物の付加価値向上による所得向上や地域の活性化等の利点があります。一方で、施設や機械への投資が必要な場合があり、在庫を抱えるリスクもあるため、事前に計画を作成することが重要です。
事業計画作成の3つのポイントを下記に記載しましたので参考にしてください。

1 事業計画作成のポイント

【実現したい内容の分析】 

 商品を販売するために必要な要素は以下の4点です。
(1)製品 消費者が価値を感じる商品を作りましょう。
(2)価格 商品価値に見合った価格設定が重要です。
(3)場所 どんな消費者が販売場所に来るかを想定します。
(4)プロモーション 購買意欲を喚起させるように広告・SNSを活用しましょう。

【経営の強みと弱みを知る】

6次産業化で実現したい内容を検討してから、状況を整理しましょう。現状を分析し、実現可能性があるかを見極めて計画を作成することが重要です。
(1)労働力に余剰があるか?
(2)加工用の農作物はあるか?
(3)加工・保存用の施設はあるか?
(4)商品を手にとってもらえる消費者層がいる環境であるか?
(5)資金の準備はできているか?
(6)加工や販売に取り組むための人脈(食品加工業者、洋菓子店等)はあるか? 

2 商品設計のポイント

【商品は計画に沿っているか】 

商品を作る際は、事業計画の内容に沿っているかを確認しながら、作っていきましょう。また、商品を安定的に供給することができるかどうか確認することも重要です。
そして、他の商品との差別化を図ることも、消費者に購入してもらえるために非常に大切です。

【法的課題はクリアできるか】

(1)食品衛生法

加工所を造る際、食品営業許可または営業届出が必要となります。食品種類別に施設が必要で、例えば漬物と菓子を同一の施設では作ることができません。また、業種によって必要な施設条件が異なっているため、管轄の保健所に確認しながら検討しましょう。

(2)食品表示法

6次産業化商品には、食品表示ラベルを付けることが必要です。
販売する際は左記の項目を表示する義務があります。
①名称、②原材料名、③添加物、④内容量、⑤消費期限または賞味期限、⑥保存方法、⑦栄養成分、⑧製造者、販売者の氏名または名称、住所、⑨アレルゲン(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・カシューナッツ等)


埼玉県マスコット コバトン

【安全性に問題はないか】

食品分析機関に商品サンプルを分析してもらい、賞味期限を自己責任で決める必要があります。

【適正な価格設定】

商品には、原材料費、人件費、包装資材費、施設機械費、手数料等がかかります。原価率30%以下を目安に価格を決めましょう。

3 商品を販売するポイント

【適切な販売場所の選択】

日常的に使用する商品の場合は直売所やスーパー等で販売し、価格の高い商品の場合は百貨店やゴルフ場の売店等で販売する等、販売場所の選択も重要です。

【発信手段の検討】

売り場づくりとして、目立ちやすいような陳列や、ポップの掲示等にも工夫しましょう。
また、チラシの配布やイベントでの販促活動を行い、消費者の購買意欲を高めることも重要です


川越農林振興センターでは、計画作成から商品化まで支援を行っていますので、お気軽にお問合せください。