地域の農家さん紹介

良質な花卉を多くの人に届けたい
初心を忘れず、一つひとつの仕事を丁寧に
所沢市下安松 森田 久雄 さん

生育を見守る森田さん。一つひとつに愛情を込めます。

――就農から現在までの状況をお聞かせください。

現在、就農28年目で、妻とともに花壇苗などの花卉かきをハウスで400坪、露地で30アールの面積で栽培しており、栽培した花卉は都内の市場を中心に出荷をしています。
代々農家の家系で父の代まで野菜づくりを行っていましたが、近隣の園芸農家の勧めで私の代から花卉の栽培を始めました。学生時代にアルバイトで園芸には携わっていましたが、本格的に栽培を始めた当初、右も左も分からず苦労したことは今でも記憶に残っています。そのような中で、市内の花卉農家の方から栽培技術などを丁寧に教えていただいたことが、今の自分に繋がっているのだと思います。これからも「良い品物を多くの人に届ける」をモットーに頑張っていきたいです。

色鮮やかな日日草にちにちそう。初夏から秋にかけて
見頃を迎えます。

――農業をしていて大変なこと、また嬉しいことを教えてください。

私が農業をしていて大変なことは「生き物であるからこそ、しっかり生育を見守らなければならないこと」です。特に水やりについては、花の種類ごとに回数や量を調整しなければならず、28年携わっていても、まだまだ改善の余地があると思っています。ですが、こうして丹精込めて育てた花卉が市場で認められ、指名で注文を受けたときの喜びは一入ひとしおで、農業をする上でのやりがいにもなっています。
私は花卉農家として、まだ成長できると思っています。近隣の生産者との意見交換や市場での情報収集を行い、「森田さんが育てた花卉が欲しい」と多くの人に言っていただけるように、今後も努めていきたいと思います。