稲刈り後に稲わらを圃場にすき込む事で春先に発生する硫化水素やメタンガスを抑える事ができます。稲わらが土壌分解される事で田んぼにケイ酸が還元されます。
地温が15℃以上で土壌微生物の動きが活発になるため、10月中旬までに耕耘を行ってください。
秋冬に耕深15cm程度で数回耕耘する事で、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラなどの難防除雑草の塊茎を損傷させ枯らす事ができます。
また、後程紹介する石灰窒素を同時に施用する事で雑草種子を休眠打破し次作への持ち越しを抑制することができます。
ひこばえはイネカメムシやヒメトビウンカが越冬するための餌となるので、収穫後に速やかに耕耘をしましょう。
秋冬期にゆっくり細かく耕耘を行う事でジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)を殺貝する事ができ、越冬個体を減らす事で移植直後の食害を抑える事ができます。
石灰窒素は肥料と農薬の両方の登録を受けているものがあります。(例:石灰窒素50)
農薬効果としては、スクミリンゴガイの防除、ノビエの休眠覚醒に効果があります(表)。
土づくり効果としては、微生物の活性化や稲わらを柔らかくする効果があるため、稲刈り後の耕耘と合わせて施用する事で稲わらの腐熟を促進させます。
| 適応害虫・雑草 | スクミリンゴガイ | ノビエの休眠覚醒 |
|---|---|---|
| 使 用 量 | 20 ~ 30kg/10a | 40 ~ 50kg/10a |
| 使用時期 | 刈取後 (水温15℃以上の時) |
刈取後1週間以内 |
| 使用回数 | 1 回 | |
| 使用方法 | 散布 3~4cmに潅水し、 1~4日後全面に散布、 3~4日放置する。 (漏水を防止すること) |
全面散布 |
※農薬を使用する際には、必ず使用農薬のラベル表示を確認しましょう。
※農薬の飛散防止に努めましょう。
※農薬の使用記録簿をつけましょう。
登録情報の確認年月日 令和8年7月7日
JAいるま野管内では特定外来生物のナガエツルノゲイトウの発生が確認されている場所があります。
小さな茎の断片からでも増殖するため、田んぼの中に確認した場合は耕耘する前にラウンドアップなどのグリホサート系除草剤での処理を行って下さい。
埼玉県農業大学校では、令和9年4月に入学する学生を募集します。同校は、農業及びその関連産業の担い手を育成するとともに県民の農業及び食料に関する理解を深めるため設置されています。在学中、各種資格免許の取得機会があります。
推薦入試
日程 令和8年10月27日
出願期間 9月29日~10月8日
一般入試
A日程 令和8年11月26日
出願期間 10月30日~11月9日
B日程 令和9年1月19日
出願期間 12月9日~18日
募集要項等は、埼玉県農業大学校のホームページで入手できます。また、川越農林振興センターでも配布しています。
高校既卒者で推薦入試を希望する方は、9月4日までに左記までご相談ください。
川越農林振興センター農業支援部
新規就農・法人化担当
TEL.049(242)1804
埼玉県川越農林振興センター
農業支援部
TEL.049-242-1804