中干しの効果は次のとおりです。
より高い効果を得るために、次の②を参考にしてください。
有効茎とは穂をつける茎のことで、逆に穂をつけない茎を無効茎と呼びます。無効茎であっても有効茎を含む他の茎と栄養を取りあうため、いかに無効茎を減らすかは大切です。各品種の有効茎数の目安は表1のとおりです。
| 品種 | 有効茎数目安 |
|---|---|
| コシヒカリ | 約20本/株 |
| 彩のきずな | 約25本/株 |
| えみほころ | 約20本/株 |
穂肥は、もみの充実を促進するために行います。しかし、過剰に施用したり、適期を逃したりすると倒伏や食味低下につながるため、「適期」・「適量」を守って施用することが重要です。
穂肥施用の適期は、幼穂の長さから判断します。
生育が平均的な株を選び、草丈の長い2~3本の茎を株元から引き抜きます。茎の根元から葉の方向へ、カッターで葉鞘の中央を切り裂き、幼穂の長さを計測します(図1参照)。各品種における穂肥施用適期の幼穂の長さは表2のとおりです。
| 品種 | 出穂前日数 | 幼穂の長さ |
|---|---|---|
| コシヒカリ | 約20日前 | 10~15mm |
| 彩のきずな | 約25日前 | 1~2mm |
| えみほころ | 約20日前 | 10~15mm |
※近年は高温により幼穂の成長が早まることがあるので、施用が遅れないよう注意してください。
完全に展開している上から3枚目の葉鞘を丁寧にむき、手で揉むか木槌等でたたいて組織を潰します。ヨードカリ液に入れて染色し、葉鞘の染色割合を確認します。葉鞘全体の長さに対し、ヨードカリ液で染まった長さ(染色率)をパーセントで算出します。各品種における施用量の目安は表3のとおりです。
| 品種 | 染色率 (%) |
窒素施用量目安 (kg/10a) |
備考 |
|---|---|---|---|
| コシヒカリ | 50 | 1.2~1.5 | 葉色が4(彩のきずなは4.5)より高い時は追肥は控える。 |
| 55 | 1.5~1.7 | ||
| 60 | 1.6~1.8 | ||
| 65 | 1.6~2.2 | ||
| 彩のきずな ・えみほころ |
50 | 1.8~2.5 | |
| 55 | 2.0~2.2 | ||
| 60 | 2.2~2.7 | ||
| 65 | 2.7~3.0 |
川越農林振興センターは農協主催の講習会に参加しております。今回記した内容や、他にも水稲栽培について疑問がございましたら、是非お越しいただければ幸いです。
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