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梅の天日干し開始

2026年7月29日

 県内有数の梅産地として知られる越生町で、梅の天日干しが始まりました。作業は8月末まで続き、町内は甘酸っぱい香りに包まれます。

 同町では、梅干し作りの振興に力を入れており、ブランド梅の「越生べに梅」をはじめ、主力品種の「白加賀」や、小梅の「織姫」などの品種を梅干しに加工しています。昔ながらのこだわり製法で作られる同町の梅干しを求め、県外から訪ねるファンも多くいます。

 7月29日には、JAいるま野越生支店梅部会の山口副部会長がハウス内で梅の天日干しを行いました。

 梅干し作りは、収穫した梅を添加物や着色料は使わず、シソの葉のみで色付けます。塩分は12%に調整し、3週間ほどたるに漬け込んだ後、天候を見ながら3~4日間干し、梅の皮が破れないよう注意しながら一粒ずつ手作業で丁寧に返していきます。そうすると、ほんのり紅色に染まったこだわりの梅干しに仕上がります。

 山口副部会長は「梅園にもよるが今年も昨年並みに梅が採れたので、梅干し用の梅が多く確保できた。同町のこだわりの梅干しを食べて、厳しい暑さを乗り切ってもらえれば幸いだ」と笑顔で話しました。

 天日干しした梅は選別後、日の当たらない場所で2、3カ月熟成させます。10月上旬からはJA越生農産物直売所や「うめその梅の駅(越生自然休養村センター)」などで販売する予定となっています。