
いるま野NEWS
トップ
大吟醸酒「鏡山 斗瓶取り雫酒」が金賞獲得
2026年7月1日
川越市の小江戸鏡山酒造が手掛ける大吟醸酒「鏡山 斗瓶取り雫酒」が全国新酒鑑評会で二度目の金賞を獲得しました。原料の米は、「JAいるま野さけ武蔵生産組合」が栽培した酒造好適米「さけ武蔵」を使用し、淡麗辛口で、果実のような香りが特長。和洋問わずどんな料理にも合わせられる逸品です。
同社は、酒蔵が無くなった同市で「和の雰囲気を持つ川越で、和の代名詞である日本酒を復活させたい」との思いから、2007年に設立されました。全国でもトップクラスの酒の生産量を誇る埼玉県の酒どころとしての認知度を上げるため、埼玉生まれの「さけ武蔵」を使った酒造りに着手しました。
2015年からは杜氏らが生産者と共に田植えから稲刈りまでを一貫して始めました。2017年には、同社や酒米生産者、JAが協力し、「JAいるま野さけ武蔵生産組合」を立ち上げ、連携強化と品質向上を目指しています。現在は10人の生産者が栽培し、昨年は680袋(1袋30キロ)を同社に出荷しました。
酒造りは、味や香りの品質を高めるため、大吟醸酒と純米酒を同等の仕込み量で醸し、少量生産にこだわっています。機械を使わず、昔ながらの上槽方法「槽搾り」と「袋吊り搾り」を人力で行うことで、雑味がなく米本来の味を楽しめます。
6月23日には、生産者らとともに、川越市の森田市長を表敬訪問し、金賞受賞の喜びを伝えました。
同社の五十嵐代表取締役は「『山田錦』が主流とされる中で、『さけ武蔵』を使った酒が再び金賞を取れたのは、生産者など関係各所のおかげだ。今後も関係性を深め、地酒として地域に貢献できるように努めたい」と話しました。
「鏡山 斗瓶取り雫酒」は、地元百貨店や同社のオンラインショップなどで、720ミリリットル入りが1本5,500円、1.8リットル入りが11,000円で販売しています。


