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クリスマスに彩りを!入間市でポインセチア出荷開始

2025年12月1日

 クリスマスを彩る観葉植物「ポインセチア」の出荷が11月25日、入間市の「篠園芸」で始まりました。出荷作業は12月20日ごろまで続き、赤を中心に白やピンクなど約15種類、およそ6万鉢を出荷する予定です。

 同園はポインセチアの栽培を1973年から始め、日本で商業用ポインセチアの栽培に取り組んだ草分け的な存在です。現在は篠さんを中心に約60アールの面積で栽培しています。

 今年は猛暑の影響で、葉の色付きが少し遅れたことや変形などが見られましたが、適切な栽培管理を行ったことで、品質は例年並みに仕上がっています。ホテルや催しなどへの装飾用以外にも、家庭用の小さいサイズの需要も増しているそうです。

 同園のポインセチアは枝が折れにくく、葉色が濃いのが特徴。日差しが良く当たる窓際などに置き、適度な水やりを行うことで長く楽しむことができます。

 篠さんは「燃料費が高騰している中ではあるが、昨年と同じ価格で提供できるように努力している。鮮やかな赤色のポインセチアを見て、気持ちを温めてもらいたい」と話しました。

 ポインセチアは東京都内をはじめ、県内市場に出荷されるほか、同園で直売もしています。