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JA管内の各市で新茶まつり開催
2025年5月1日

新茶のシーズンを迎えたJAいるま野管内の所沢市、狭山市、入間市で新茶まつりが開催され、多くの人でにぎわいました。
【所沢市 4月26日】
所沢市茶業協会は4月26日、同市のエミテラス所沢で「第29回ところざわ新茶まつり」を開きました。日本茶インストラクターによる「茶の淹れ方教室」や茶とスパイスを組み合わせたミックスティー作りなどの体験コーナー、新茶の試飲・販売会などが行われました。
同茶業協会の関会長は「4月に入り、適度な雨量と温かい日が続いたおかげで生育は順調。まろやかで美味しい茶になることが期待できる。市内の茶園を巡り、お気に入りの一軒を見つけてもらえたらありがたい」と話しました。
【狭山市 4月29日】
狭山市茶業協会などからつくる「狭山新茶まつり実行委員会」は4月29日、「狭山新茶まつり」を開きました。狭山茶を使ったソフトクリームなどの出店も並び、多くの人が楽しみました。
狭山市手揉(も)み茶保存会による手揉み茶の実演やJA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」の野菜販売なども実施。茶摘み体験も行われました。
同茶業協会の奥冨会長は「3月は寒い日が続いたが、4月からは適度な降水もあり、生育は順調。良質な新芽になった。今回から新茶まつりの名称を改めたので、これからも多くの人に親しまれる新茶まつりを継続していきたい」と笑顔を見せました。
【入間市 5月1日】
立春から数えて八十八夜に当たる5月1日、入間市茶業協会は同市で「八十八夜新茶まつり」を開きました。同市は2022年に「おいしい狭山茶大好き条例」を制定するなど、狭山茶の振興に力を入れています。
同茶業協会の西澤会長は「4月にかけて適度な雨量があったことで、大地の養分を十分に蓄えた美味しい新茶ができた。この時季ならではの新茶の香りと味を多くの人に楽しんでもらいたい」と意気込みました。
会場となった市役所では、手もみ茶実演、新茶の一煎パックと茶苗の無料配布などを行われました。市役所脇の茶畑では、JA職員らも茶娘に扮(ふん)し、撮影に応じるなど、会場に彩りを添えました。

