いるま野NEWS

2025年4月21日

　公益社団法人西入間青年会議所は３月下旬、越生町の畑で「越生こども農園体験プロジェクト」の開園式と第１回の農業体験を開きました。

　応募した親子ら６０組約１００人が参加し、ジャガイモの種芋を切り、畝作りや植え付け作業などをしました。

　プロジェクトは、農業体験を通じて自然豊かな同町の魅力に触れながら、親子同士の交流を深める場を設けることで、体験活動の重要さを伝えたい考えから企画され、坂戸市・鶴ヶ島市・毛呂山町・越生町・鳩山町の５市町の教育委員会が後援しました。

　５市町に在住の小学４～６年生が対象で小学校２９校から募集しました。１０月まで６回、タケノコ堀りや野菜の作付け、収穫など約１０種類のイベントを行います。

　鳩山町の親子は「自然と触れ合い外で遊ぶ楽しさや、野菜が食卓に並ぶまでの過程を学んでほしい」と話しました。

　同法人の鐵理事長は「人と直接会う機会は減少している中、この活動が人への関心を高め、多くを感じ取るきっかけになればうれしい」と語りました。