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ちゃばこ新パッケージ販売開始

2024年3月8日

たばこの箱に見立てたケースに狭山茶の粉末スティックを入れた「Chabacco(ちゃばこ)」が講談社のコミック「この恋、茶番につき!?」とコラボレーションした新パッケージが2月24日より、3000個限定で販売を開始しました。

入間市版「ちゃばこ」は同市で狭山茶製造問屋「池乃屋園」を経営する池谷さんが提案したもの。2022年に、ちゃばこの販売元である株式会社「クラフト・ティー」に製品化を相談。茶の需要開拓や茶農家の後継不足を問題とする市にも併せて相談することで、3者が連携した事業として、製品化に至りました。

新パッケージは、同作品の著者で入間市在住の山中梅鉢さんが、作品作りの一環として池乃屋園に取材をしたことが契機。新規顧客への需要開拓として若年層に狭山茶の魅力をPRする方法を模索していた池谷さんが新パッケージのコラボレーション企画を提案したことで製品化に繋がりました。

商品には、同市に実在する茶畑テラス「茶の輪」でのオリジナル描き下ろしシーンなどがデザインされています。

ちゃばこは1本1グラムのスティック8本入りで税込み700円。

商業施設「三井アウトレットパーク 入間」と西武鉄道所沢駅に設置された自動販売機の他、同市市役所や池乃屋園で販売しています。

池谷さんは「新しいちゃばこを通して、狭山茶に興味や愛着を持ってもらえたらありがたい。今後は他業界との連携を深めていき、双方が付加価値を付けられるよう様々な形で狭山茶を発信していきたい」と意気込みました。