いるま野NEWS

2023年5月11日

ＪＡ越生支店は、山口農園でロボット草刈り機の実演講習会を開催しました。

農作業事故防止と高齢化や人手不足に悩む農家の労働力軽減を目的として、同支店の須田支店長が農家に声をかけ、梅生産者ら３０人以上が参加しました。

各メーカーの担当者や県普及センターらが講師を務め、ロボット草刈り機の利便性や使い方などを分かりやすく説明しながら実演しました。

今回紹介したロボット草刈り機は、和同産業の「ロボモア　ＫＲＯＮＯＳ」。スマートフォンで操作し、設置した専用のワイヤ内をランダムに走行。走行している時間は、他の作業ができるメリットがあり作業の効率化につながります。

参加者は「毎年の草刈り作業は体力的にきつい。自分の圃場（ほじょう）でも使ってみたい」「間近で見ることができて良かった。家族と相談して導入を考えたい」などと話しました。

須田支店長は「スマート農業が注目されている中、実際に目にすることで興味を持ってもらい、農作業の効率化に繋げられるよう、今後もこのような機会を作っていきたい」と話しました。