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サトイモ出荷最盛期

2022年12月16日

JAいるま野管内で、特産のサトイモの出荷が最盛期を迎えました。正月用の食材として需要が高まる年末に向けて、16日から23日までの8日間で約10万ケース(1ケース10㎏)の出荷を予定しています。主要産地の一つ、狭山市のJAさといも選果場では16日、朝早くから生産者のトラックが長蛇の列ができました。この日だけで約1.4万㌜が出荷され、敷地内は多くの段ボールで埋まりました。

埼玉県は、サトイモの収穫量と産出額(生産農家の粗収益)が全国1位。JA管内は主要な産地として知られ、良質堆肥の継続的投入や緑肥栽培などの土作りによって生まれる独特の「ねっとり感」や「いもの白さ」などが特徴で、市場からも高い評価を得ています。

JAいるま野野菜一元共販連絡協議会さといも部会の作付面積は、およそ190ヘクタール。400人以上の部会員が栽培し、年間約55万ケース(1ケース10㎏)が集荷され、京浜市場をはじめ、中京や北海道などに出荷されます。

JA狭山共販センターの職員は「夏場は雨が少なかったが、栽培管理を徹底したおかげで、例年通りの品質と収量になった。ねっとりした食感と豊かな食味を味わってもらいたい。」と話しました。