ねぎは栽培期間が長く、病害虫の影響を受けやすい品目です。近年、春の高温等により病害虫の発生が早まる傾向があります。
幼虫が葉を食害し、白いすじ模様の痕が残ります(写真1)。
多発すると防除が困難になるため、圃場の観察や黄色粘着板等により早期発見に努めるとともに、早期防除を行いましょう。
粒剤、散布剤を組み合わせた防除体系も効果的です。
食害された部分はカスリ状に色が抜けて白くなります(写真2)。
定植時に薬剤灌注や粒剤を使用し、その後は必要に応じて散布剤を使用しましょう。
毛に覆われた卵を葉に産み付け、幼虫が葉を加害します(写真3)。成長すると葉に穴を開け、内部に侵入し食害します。
幼虫が成長すると薬剤が効きにくくなるため、発生初期に防除することが重要です。また、圃場周辺の広葉雑草は発生源となるため、除草を徹底し、圃場の衛生管理に努めましょう。
細菌による病気で感染すると軟化腐敗し、悪臭を放ちます。症状が進むと地際から倒伏します(写真4)。30℃前後の高温と多湿条件で発病しやすく、被害の進展も早まります。
細菌が侵入する傷口を作らないことが重要です。高温期での土寄せを避ける、食害をする害虫防除を徹底する等の対策をします。
感染すると治ることはありません。症状が出ていなくても予防的な防除を行いましょう。
カビによる病気で、地際部に菌糸とナタネ種子状の菌核を形成します(写真5)。高温多湿条件で発生しやすく、夏~秋にかけて注意が必要です。
連作は避け、発生初期に株元周辺に薬剤を散布するか
農薬を使用する際は必ず使用農薬のラベルを確認してください。
農薬の飛散防止に努め、使用記録簿をつけましょう。
埼玉県川越農林振興センター
農業支援部
TEL.049-242-1804