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地域の農家さん紹介

御年94歳のベテラン農業者 いつまでも変わらぬ田園風景を願う
地域の人たちとの交流が長生きの秘訣
ふじみ野市 福岡 𠮷野 英司 さん

水田の傍らでは、季節野菜を栽培。農作業をしながら、ラジオを聞くことが楽しみだとか。

――就農当時と現在の状況を教えてください。

2月で94歳になります。現在、水稲を中心に、季節野菜を栽培し、JA東部カントリーエレベーターやJA農産物直売所「いるマルシェ」などに出荷しています。耕作面積は、およそ2.3ヘクタール。繁忙期を除き、普段はひとりで農作業に励んでいます。
16歳で就農し80年弱が経ちましたが、就農当時は今以上に重労働でした。すべてが手作業で、道具なども手づくり。牛や馬で水田を耕し、家族や親せきはもちろん、近所の人たちとも力を合わせながら農作業をしていました。機械化が進み、水田にはかつてのような賑わいはありませんが、収穫する時の喜びは、今でも変わりません。

英司さんが作ったしめ縄や正月飾りは、JA農産物直売所でも販売しています。

――伝統・文化の伝承にも尽力されているそうですね。

農作業に従事する一方で、「しめ縄づくりの伝承」にも力を入れています。私自身も見よう見まねで覚えたものですが、昔から伝わる伝統・文化を後世に残そうと、公民館やJAなどで30年以上にわたり活動しています。地域の人たちとの交流が、私の長生きの秘訣かも知れませんね(笑)。
私は、福岡地区に広がる田園風景が大好きです。この風景を残してくれたご先祖様には感謝しかありません。変わりゆくものはあっても、この田園風景はいつまでも変わらぬ景色であり続けてほしい。そのためにも自らも行動し、まだまだ頑張っていきたいと思います。