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地域の農家さん紹介

目指すは100%!味にこだわったブドウ栽培
毎日の積み重ねが大切!
川越市 藤倉 石井 正 さん

箱詰め作業も丁寧に。同じ品種でも生産者によって味が違うと話す石井さん。「ぜひ、食べ比べを!」

――就農から現在までの状況を教えてください。

 20歳の時に就農し、34年が経ちました。現在、妻と2人で農業を営んでいます。耕作面積は、およそ1ヘクタール。主にブドウとキウイフルーツを栽培しています。
 ブドウの栽培は元々父が始めたもので、私で二代目。自分でも美味しい巨峰を作りたい!と思い、跡を継ぎました。最初の10年間は父に付いて教えてもらい、他の生産者にも話を聞きながら学びました。消費者それぞれ好みが違うため「味へのこだわり」を追求し、一人でも多くの方に喜んでいただけるようなブドウ作りを心掛けています。
 収穫したブドウは量販店のほか、庭先などで販売。時代や嗜好に合わせながら、ラッピングなども工夫しています。

巨峰の生育状況を確認する石井さん。今年も美味しく育ってほしいと願いを込めます。

――栽培する上で大切なことは?

 現在、「川越市葡萄生産組合」に所属し、市内の生産者はもちろん、県内外の生産者とも情報交換しています。仲間との交流はとても重要ですね。
 毎年自分が目指す100%に向かって日々頑張っていますが、農業は天気や災害に左右されてしまい、なかなか思うようにはいきません。新型コロナウイルスの影響も今なお続いていますが、いるま野管内の生産者は皆がんばっています。諦めずに努力することは、何よりも重要なこと。ブドウ栽培も毎日の積み重ねが大切です。