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いるま野サービスの取り組み

いるま野サービスは、「安心と潤いのある生活の創造をめざして」を理念に、葬祭事業やプロパンガス・給油所事業、不動産賃貸管理事業、損害保険事業など、地域に根差した事業を展開しています。
今月号の特集では、JAいるま野の子会社である同社の事業について紹介します。

株式会社いるま野サービス 
会社概要

□所在地 入間市小谷田4-6-11  TEL / 04-2941-6231(代)
□ホームページ http://www.irumano.co.jp/
□創立年月日 1986年(昭和61年)7月1日
□資本金 4,500万円
□代表取締役会長 諸口 栄治
□代表取締役社長 岩﨑 晃
□代表取締役専務 加藤 裕弘
□従業員 134名(令和2年7月現在)
JA出向社員2名、正社員109名、契約社員6名、嘱託社員3名、パート社員14名
□事業内容 葬祭事業(自社直営式場4施設:坂戸市内、富士見市内、所沢市内、狭山市内)、プロパンガス事業、メンテナンス事業、給油所事業
不動産賃貸管理事業、損害保険代理店事業

充実したサービスと会員制度の葬祭事業

葬祭事業は、1986年(昭和61年7月)の設立当初から行っている、いるま野サービスの主要事業です。
現在、JA管内すべての地域で年間約1600件の葬儀施行と仏具・墓石等の販売、法事等のお手伝いをしています。
近年は、生活様式の変化もあり、さらなる利用者サービスの向上と業務の合理化等を目指し、第1葬祭センター(川越・東部・北部地域)と、第2葬祭センター(入間・狭山・西部・所沢地域)の2拠点体制に整備。
年中無休で葬儀の対応を行っています。
また、直営式場の整備と「せせらぎ倶楽部」の会員拡大にも努めています。直営式場は、昨年10月に竣工した「せせらぎホール狭山」をはじめ、「坂戸」「富士見」「所沢」の計4カ所。
各式場には安置室を完備しており、24時間受け入れ可能な体制を整えています。また、「せせらぎ倶楽部」は、会員証の提示でさまざまな特典(※上記参照)が受けられる入会金・年会費ともに無料のサービス。
地域の方々に安心して事業を利用していただけるよう、式場をはじめ、他事業や提携店における特典の充実を図っています。
現在、およそ1万3000人の会員組織までになりました。

(※せせらぎ倶楽部 会員特典)
特典1 ご葬儀施行時のお値引(上限3万円)※直葬プランは除きます 
特典2 せせらぎホール使用料(10万円)無料
特典3 芳野給油所ガソリン(ハイオク・レギュラー)が現金価格より3円/ℓ引、洗車割引あり
特典4 ガス器具購入特典として、お見積り金額より10%のお値引(キャンペーンは除く)
特典5 当社提携店において、会員証提示でさまざまな特典サービスが受けられます
特典6 4カ所のせせらぎホール(坂戸・富士見・所沢・狭山)を中心にさまざまなイベントを開催いたします
※内容は、予告なしに変更する場合があります。新規入会など詳しくは、お近くの店舗または、TEL / 04-2941-6231(代)までお問い合わせください。

  • 信頼される葬儀を提供し、24時間体制でまごころ込めた対応を心掛けています。

地域の生活インフラを支えるプロパンガス・給油所事業

セルフスタンドが普及する中、芳野給油所ではフルサービスによる給油方式を継続。窓拭きもしっかりと行います。

南古谷店(川越市今泉)と西部店(飯能市小久保)の2店舗では、LPガスの供給をはじめ、ガス器具・石油機器の販売・修理等を行なっています。災害時に強いといわれるプロパンガスの事業を展開すると共に、電力供給の代理店販売(「ミツウロコでんき」)も行うなど、さまざまな業種に取り組んでいます。
また、JA-SS芳野給油所(川越市寺井)では、フルサービスによる給油方式でガソリンの販売・洗車等のサービスを行っています。オイル交換やタイヤ交換等も、メーカー認定資格を取得したスタッフが対応しています。各家庭の暖房器具や営農用の灯油・軽油配送サービスも好評です。
これからも地域の方々のために、快適な暮らしと安全・安心な生活スタイルの提案をしていきます。

入居者満足と資産価値向上を目指す不動産賃貸管理事業

スマートフォン等の普及により、物件探しのニーズも多様化。物件紹介時には、お客様の声にしっかりと耳を傾けます。

不動産賃貸管理事業では、主にアパートやマンション、月極駐車場といった賃貸管理、リノベーションの提案等を行っています。管理数は、アパート・マンション等の住居が約1700室、月極駐車場は約1万1000台にも上ります。オーナーの多くはJAの組合員で、日々の業務を通じて利用者の満足度向上と賃貸管理物件の満室、満車を目指しています。
業務内容は、募集活動と契約締結、物件管理など多岐に渡ります。物件紹介時には年齢や性別、職業等、さまざまなお客様に対し、望まれる生活環境や趣向を汲み取り、それぞれに合った物件を紹介します。また、利用開始後も不具合や要望等を丁寧に対応することで、利用者とオーナーの良好な賃貸関係が保たれるよう取り組んでいます。
多くの利用者は、JAとの取引を通じて初めているま野サービスの事業を知ります。
JAいるま野グループの一員であることを自覚し、日々、明るい挨拶と誠実な対応を心掛けています。

さまざまなリスクに対応する損害保険代理店事業

共栄火災海上保険の代理店として、組合員や地域の方々に快適な暮らしを支援する保険の代理店業と、保険のコンサルタントを行っています。

《取扱商品一例》

①JA安心倶楽部

仕事・レジャー・趣味など日常生活において、ケガをされた場合に日本国内外を問わず24時間補償する「JA組合員とそのご家族専用」の傷害保険。

②農業者賠償責任保険

農業に関連するさまざまな賠償リスク(農作業中や農産物出荷後のトラブル等)をカバーする農業者専用の保険。

③JA自転車倶楽部

自転車事故による相手への賠償やご自身のケガに備える保険。埼玉県では、2018年(平成30年4月)より、自転車事故を起こした際の被害者救済と加害者の経済的負担の軽減を図るため、自転車保険の加入が条例で義務化されました。

④ニーズに合った保険各種

その他、火災保険・ゴルファー保険等、さまざまな保険を取り扱っています。ご自身やご家族、財産、第三者に対する賠償など生活にはさまざまなリスクがあります。現在加入している保険内容の確認や、相談・見直し等も行っています。

(承認番号 B20-0758-20210721)

いるま野サービスの葬祭事業では、5人のセレモニーレディーが活躍している。セレモニーレディーの役割は、葬儀式における司会進行をはじめ、遺族・親族の案内、会葬者の誘導など多岐に渡り、葬儀式を円滑に進めるためには欠かせない存在だ。
磯貝さん。入社10年目を迎える彼女は、葬儀式での司会進行役を務める。「安心して葬儀を執り行うことができた」「スムーズに会葬することができて助かった」など、遺族・親族からも好評だ。しかし、入社当初は苦労が絶えなかったという。「慣れない言葉遣いや、住職によって異なる宗教作法にも戸惑うばかりだった」と当時を振り返る。
持ち前の明るさと真面目な性格の磯貝さん。努力を積み重ね、今では住職からの信頼も厚い。「ご葬儀は、送られる故人にとっても見送る遺族・親族にとっても、一度限りの大切な”とき”。その大切な”とき”を心静かにお過ごしいただき、最期のお別れが思い出深いものになるよう、しっかりとサポートしていきたい」と話す。家庭に戻れば一児の母。「子育てと仕事の両立は大変だが、家族や会社にも協力してもらいながら、ここまでやってくることができた。これからも葬儀の仕事を通じて、組合員や地域の皆さんのお役に立てるよう頑張っていきたい」と意気込む。
今春、ふたりのセレモニーレディーが加わった。平田さんと大川さんだ。平田さんは「大切な人との大事なお別れをお手伝いする仕事。悲しみと不安に戸惑うことなく遺族・親族に寄り添っていきたい」。大川さんは「やりがいのある仕事。遺族や会葬者に安心してもらえるようお手伝いしていきたい」と意欲を見せる。もちろん、目標は磯貝さんだ。 セレモニーレディーとして活躍する5人のスタッフ。「気遣いや柔らかい雰囲気を持ちながら、遺族・親族の不安を取り除くことができるよう一生懸命努めていきたい」と話す磯貝さん。他の4人も一同にうなずきながら、温かな微笑みを見せてくれた。

ご挨拶

組合員をはじめ地域の皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、この度の役員改選に伴い6月26日開催の定時株主総会ならびに取締役会において、代表取締役会長の重責を担うこととなりました。
現在、新型コロナウイルス感染症による影響が世界中に拡大し、日本においても、日々感染者が増加。今も終息の見通しが付かないところであります。
現在の状況を的確に把握し、役員社員が一丸となって感染症対策を進め、組合員ならびに地域の皆さまに「安全」「安心」のサービスを提供して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

代表取締役会長
諸口 栄治

地域貢献活動

いるま野サービスでは、地域に根ざした事業基盤づくりを行うため、地域貢献活動に力を入れて取り組んでいます。

  • せせらぎ倶楽部の会員や地域の皆さま向けに、人形供養祭を開催しています。1000体を超えるぬいぐるみや雛人形などの供養を行っています。

  • 毎年、「せせらぎホール坂戸」で北部地域女性部の皆さまを中心に盆踊りを開催しています。地域住民の皆さまに夏の終わりのひと時を楽しんでいただいています。(今年度は中止)

  • いるま野サービス主催のゴルフコンペでは、参加者のご理解とご協力によりチャリティー募金を募り、JAいるま野管内の社会福祉協議会へ寄付を行っています。

  • JAや行政等が主催・協賛する「体験落ち葉掃き」に参加。落ち葉を活用した循環型農業による肥料作りに参加しています。

コロナ禍の対応について

アルコール消毒器の設置、共有部分のこまめな消毒の実施

  • ・自動噴霧器を常設
  • ・受付記帳用ペンの消毒
  • ・病院関係者の指導による式場出入りおよび焼香後の手指消毒
  • ・トイレ、控室、受付等、各所に消毒ポンプを配置
  • ・来場者へのマスク提供(未着用者へ)
  • ・社員の出勤時の検温、手洗いは石鹸と消毒液による洗浄
  • ・受付等訪問時の営業車には消毒液を常備設置

緊急事態宣言期間中は、営業活動の自粛と在宅勤務も行い、感染拡大防止に努めて参りました。解除後は政府が示す「新しい生活様式」を基本に、利用者の意向を配慮し感染防止に努めています。

式場・会食室のソーシャルディスタンス確保

  • 空気清浄機の活用と換気の徹底

  • 受付に飛沫スクリーンを設置