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第38回奥富かかし祭り開催!

2025年11月26日

 狭山市奥富地区の秋の風物詩「第38回奥富かかし祭り」が11月上旬に開催されました。学校や個人、企業などが作った素朴なかかしや話題の人物、アニメキャラクターなど約50体が並び、写真を撮る親子連れなど大勢の人で賑わいました。

 祭りは1988年、土地改良事業の完成を記念して始まり、田園風景を生かしたイベントを行おうと地元有志が実行委員会を立ち上げました。2024年からは、同市の市制施行70周年を記念した試みとして、「秋の鯉のぼりプロジェクト」を実施。家庭で眠っていた鯉のぼりが県内外から集まり、秋の空を優雅に舞いました。

 当日は、キッズチアダンスや模擬店、お囃子の公演も行われ、JAいるま野狭山支店はヨーヨー釣りやくじ引きで盛り上げました。

 友人と来場した児童は「たくさんのかかしと鯉のぼりを見たのは初めてだったので驚いた。来年もお祭りが楽しみ」と笑顔で話しました。

 実行委員会の小林委員長は「祭りを継続し続け、地域を巻き込み、楽しみながら38回目を迎えた。地域の子どもたちには、畑を作る人がいるから、農作物を食べることができるということを、この祭りを通じて学んでもらいたい」と話しました。