いるま野NEWS

2025年11月19日

　所沢市のところざわサクラタウンで11月1日から3日、東日本最大級の茶のイベント「喫茶来(きっさこ)TOKOROZAWA TEA FES 2025」が開かれました。全国の茶生産者や専門店などが集まり、多様な人々に茶文化の魅力を伝えることが目的で、株式会社KADOKAWAが主催しました。

　喫茶来は、「お茶を召し上がれ」という禅語である「喫茶去(きっさこ)」から着想を得ており「所沢に『来』て、お茶の未『来』を考えよう」という意味が込められています。

　当日は50以上の店舗が出展し、日本茶や紅茶など世界の茶が味わえるテイスティングラリーが行われた他、所沢市による茶(ちゃ)ンパンタワーが披露されるなど、来場者は茶生産者や専門店などと交流し茶への造詣を深めました。

　また、日本紅茶協会によるミニセミナーや消費者が審査員となっておいしい茶を選ぶ「日本茶AWARD2025」の最終審査が実施されるなど、会場は茶の芳醇な香りに包まれました。

　東京都から訪れた来場者は「茶の知識が深まる良いイベントだった。生産者と交流したことで、今後は茶の消費拡大に努めていこうと改めて思った」と話しました。