いるま野NEWS

2025年10月2日

　JAいるま野毛呂山支店の生産者組織に所属する組合員らは「毛呂山農業応援団」を発足しました。毛呂山町内農業者の農業所得の増大、農業生産の拡大および農地の保全を通して、地域農業の振興を図ることを目的としています。農業者に対し、農繁期の人材派遣や農作業の受託をはじめ、農地管理や営農技術の継承などを中心に事業展開します。

　同支店は同町の後継者不足による遊休農地や耕作放棄地の増加などを受け、組合員と意見を交わす座談会を複数回にわたり実施。課題解決に向け約1年前から関係機関と協議を重ね、その結果、25人の生産者が入団しました。

　同支店で1日、設立総会及び第1回通常総会を開き、組合員や行政など関係者約30人が出席。同組織設立の会則や活動内容、役員の選任など3議案について審議・決議しました。

　同組織の小川団長は「毛呂山町の農業に対する課題に組織が一丸となり取り組んでいくことで、持続可能な農業につなげていけるよう努めたい」と意気込みを語りました。