いるま野NEWS

2025年9月26日

　川越市の川越プリンスホテルは、秋季限定の宿泊プラン「小江戸秋旅-さつまいも尽くしのイモーシブ宿泊プラン-」の販売を10月1日(水)から始めます。クイズラリーや特別メニューの提供、地元農家のもとでのサツマイモ掘りなどの没入型体験を通して、地域の魅力を五感で味わえるプランを提供します。価格は18,181円（1室2人利用時1人分）からで、販売期間は11月30日(日)まで。

　同プランは、「『いも』たれするほどサツマイモの世界を楽しめる」をテーマに企画されました。ホテルスタッフがサツマイモを連想させる装飾品を身に着けて出迎えるなど、チェックイン時からサツマイモを堪能できるプランになっています。

　宿泊部屋には、サツマイモに関する書籍やグッズなどを用意。館内8カ所にクイズ台を設置し、クイズラリーを行うことで、サツマイモに関する知識を深められます。

　夕食には、同ホテルのレストラン「和食 むさし野」で、江戸時代に出版された甘藷（かんしょ）を使った料理本「甘藷百珍（かんしょひゃくちん）」から着想を得たアレンジメニューを提供します。川越いもの代名詞で100年以上続く伝統品種「紅赤」のペーストを使用し「ふはふはいも（煮物）」や「紫菜巻いも（のりまきいも）」など、老若男女問わず楽しめるメニューが味わえます。

　芋掘り体験では、同市内で「大木農園」を営む大木さんのもとで旬を迎えたサツマイモを収穫できます。収穫する過程や栽培工程などを学ぶことで地域農業への理解を深めことができます。

　同ホテルの津田支配人は「川越は江戸時代からさつまいもで知られる歴史ある街です。本プランを通じて、地元のさつまいも文化の魅力とともに、遊び心と学びをかけあわせた川越プリンスホテルのプランを楽しんでいただけますと幸いです」と話しました。