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富士見市で、わくわくモーモースクール!
2025年11月14日
JA全農さいたまと県酪農教育ファーム推進委員会は10月下旬、富士見市立富士見特別支援学校で、わくわくモーモースクールを開き、生徒や酪農生産者ら約130人が参加しました。
この取り組みは、子どもたちが乳搾り体験や牛との触れあいを通して、命の尊さや牛乳、酪農に対する理解を深め、食を支える人たちの心に触れることが目的で2005年から実施しています。
生徒は、西武酪農乳業の社員から牛乳ができるまでの説明を聞き、バター作りを体験。成牛や子牛と触れあい、搾乳体験やミルカ―による搾乳の様子などを見学しました。
また、女子栄養大学の学生らによる「食と命の繋がり」をテーマにした紙芝居を見た他、JA職員によるサトイモの袋詰め体験を受け、地域農業への理解を深めました。
同校の中島さんは「牛に触れ、実際に温もりを感じたことや、ゆっくりとした心音が聞こえたことが印象的だった。この体験を通して、動物を大切にし、牛乳をたくさん飲もうという気持ちが強まった」と話しました。
同会の亀田委員長は「牛の温もりや匂い、牛乳やバターの味など多くのことを体験し、楽しみながら食と命について学んでもらいたい」と話しました。


