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茶農家が営むカフェ「十立葉(とおりつよう)」が、10月1日にグランドオープン!

2025年11月13日

 入間市の茶農家の4代目、田中さん親子が営むカフェ「十立葉(とおりつよう)」が、10月1日にグランドオープンしました。自家栽培の狭山茶や地元食材を使ったスイーツを提供することで、幅広い世代に向けて狭山茶の魅力を発信すると共に地域振興にも取り組みます。

 田中さんは家族で「やぶきた」と「さやまかおり」を約1.5ヘクタールの面積で栽培しています。狭山茶を育てる中で、地域特産の狭山茶を静かな環境でゆっくりと味わい、魅力を堪能してもらいたいという思いからオープンを決意しました。

 店名の十立葉には、「約十枚分の立派に育った茶葉が急須に入っている」という意味が込められています。自家栽培の茶のみを使ったシングルオリジンと自家製のスイーツにこだわっています。「誰もが一息つける癒しのお茶処」をコンセプトにし、店内飲食スペース以外にも吹き抜けの中庭を眺めながら食事を楽しめる東屋が人気です。

 人気の「狭山煎茶 やぶきた」はコクと渋味の余韻が続き、深い旨みが楽しめます。提供時にスタッフが美味しい茶の入れ方をレクチャーすることで、こだわりの一杯が味わえます。

 スイーツは「自家製あんこの二色おはぎ」や「レトロプリン」など狭山茶に合うものを10種類以上揃えています。手作りにこだわり、プリンに使う卵は市内の栗原養鶏のものを使用するなど地産地消にも力を入れています。

 田中さんは「年配の方を含め、幅広い世代の人が気軽に立ち寄れる癒しの空間を目指しています。狭山茶やスイーツは日々、改良を重ねているので、多くの人に楽しんでもらいたいです」と意気込んでいます。

 営業時間は午後1時~午後5時まで。定休日は月曜日と火曜日。予約や問い合わせは公式インスタグラムやホームページから受け付けています。