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「とうもろこしドレッシング」と「たまねぎドレッシング」販売中

2025年9月18日

 坂戸市農産物生産組合に所属する有志5人は、同市にある「さかど農産物加工所」で、規格外品などで廃棄されてしまう同市産のトウモロコシとタマネギを原料に使用した「とうもろこしドレッシング」と「たまねぎドレッシング」を開発しました。1本(140ミリリットル)税込み450円。JAいるま野坂戸農産物直売所で販売中です。 

 同商品は近隣農家からの「トウモロコシは虫食いなどでロスが出る」、「近年の猛暑でタマネギの規格外品が多い」などの声を受けて商品化を企画されました。

 通常ドレッシングは原料にサラダ油などの油分が多く使用されるが、同商品は油よりも野菜を多く使用している点が特徴です。ほのかな甘みとさっぱりとした味わいの逸品に仕上がっています。

 既に2017年から販売されている「にんじんドレッシング」の第二弾として注目が集まります。

 同市では、規格外品などで廃棄されてしまう農産物を6次産業化で活用することを推奨しています。「捨てる」=「おっぽる」という方言にちなんだ「おっぽらん精神」で活動し、地域ブランド「オッポラン研究所」のロゴマークを与えています。同ドレッシングもロゴマークを表示し、積極的にPRしています。

同組合の山田さんは「廃棄されてしまう農産物を新たな商品として付加価値をつけることができた。これからも生産者と消費者の双方に喜んでいただける商品を作っていきたい」と話していました。