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JAいるま野西部果樹部会は糖度検定会を開催

2025年9月9日

 JAいるま野西部果樹部会は8月28日、飯能市のJA飯能支店でブドウと梨の糖度検定会を開きました。部会員や県川越農林振興センター、飯能市、JAの担当者ら29人が参加し、糖度や色味、重量などを確認しました。

 出品は、ブドウが「シャインマスカット」や「藤稔」など15品種、梨は「幸水」や「彩玉」などの5品種。糖度はブドウが平均19度以上、梨は平均14度以上と高い数値がでました。

 県川越農林振興センターの職員は「ブドウは糖度が高く、昨年よりも色付き良く仕上りました。梨も少雨による水不足が懸念されたものの、いずれの品種も糖度が高く仕上がっており、栽培管理を徹底していたことがうかがえる」と講評しました。

 同部会の小谷野会長は「連日の猛暑や雨量の少なさなど、厳しい環境であったが、生産者の努力によって例年並みの品質に仕上りました。今後も部会全体で品質重視の栽培に努めたい」と話しました。

 収穫したブドウは、同部会員の各農園で9月中旬頃まで、梨は10月上旬頃まで販売される予定です。