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生徒が地元の梅・柚子使いパスタレシピを考案!
2025年7月18日

越生町の清和学園高校は11日、生徒が同町特産の梅と柚子を使ったパスタレシピを考案し、同町役場や同校関係者らにランチとして販売を行いました。完全予約制で7月1日から受付を開始し、10日には完売。「梅だれつけ麺」「柚子のボンゴレビアンコ」「梅のジェノベーゼパスタ」の3種が各50食400円(税込み)で販売され、いずれも好評でした。
同校の調理科3年生26人が3班に分かれてレシピを考案。授業は、産業界と専門高校が、地域産業の持続可能な担い手を育成する文科省の取り組みである「マイスター・ハイスクール」の一環。同町の特産品の消費量低下を受け、地元の食材を使うことにこだわったレシピを考案し、地域課題解決に向けて魅力を広げる狙いです。
レシピに使用した梅・柚子はそれぞれJAいるま野越生農産物直売所や越生町特産物加工研究所などから仕入れました。
「梅だれつけ麺」は甘い梅と酸味のある梅の2種類を使用し、さっぱりとした味わいが特徴。「柚子のボンゴレビアンコ」はパスタを柚子と一緒に茹でることでパスタ自体に柚子の風味を乗せ、柚子胡椒がアクセントの一品。「梅のジェノベーゼパスタ」はソースに刻んだ梅干しを使用し、トッピングには練り梅を乗せることで梅の風味を存分に楽しめる一品に仕上がりました。
「梅のジェノベーゼパスタ」を考案した山﨑さんは「梅干しと練り梅を使用することで、それぞれの違った食感や風味を出すことにこだわった。班員で協力して作った一品なので、購入者に喜んでもらえて良かった」と笑顔で話しました。