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「もろ丸くんのすいか」収穫始まる
2025年7月2日

毛呂山町でスイカの収穫が始まりました。同町では町のマスコットキャラクター「もろ丸くん」を名前に使った赤・黄の大玉スイカを「もろ丸くんのすいか」と名付け、ブランド化に向けて栽培。糖度が15度以上のものが多く、シャリ感が極めて良いのが特徴です。同町のスイカを求めて訪れる県外のファンも多く、年々人気が高まっています。
同町では夏場の特産品を作ろうと30年ほど前からスイカの生産が始まりました。農家の大野さんと新井さんは、30年以上スイカを栽培するベテラン農家の吉川さんに師事し5年目になります。
生育は、雨量が少なく6月に35度を越える日があった影響で蔓(つる)の日焼けが懸念されましたが、敷きわらなどの対策を徹底したおかげで順調。例年通り品質は良好といいます。
大野さんは「今年から株を増やし、少しでも多くの人に食べてもらえるよう力を入れている。同町自慢のスイカを食べて暑さを乗り切ってもらえたら幸いだ」と話しました。
新井さんは「甘さとシャリ感を良くするために、今年は自作の有機肥料を使用して土づくりにこだわった。引き続き栽培管理を徹底し、おいしいスイカを作っていきたい」と意気込みました。
収穫したスイカは7月19、20日にJAいるま野毛呂山農産物直売所の「スイカ祭り」で販売される他、同直売所で8月中旬まで販売する予定です。
