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鶴ヶ島の雨乞い芋焼酎 芋龗(いもおかみ) 最高金賞受賞!
2025年6月4日

鶴ヶ島市にある酒店「キングショップ誠屋」の「鶴ヶ島の雨乞い芋焼酎 芋龗(いもおかみ)」が、5月に開かれた「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025」の芋焼酎部門で、77点の中から見事最高位の最高金賞に輝きました。現在限定100本で販売しており、売り切れ次第終了となります。
同商品は、地元産のサツマイモ「アヤムラサキ」を使用した芋焼酎。約8カ月間、樽熟成させ、月に2~3回の試飲や室温が25度以上にならないよう徹底管理しました。その結果、芋の甘くカラメルのような香りや、柔らかい口当たりと深みのある味わいに仕上がったといいます。
「アヤムラサキ」は、同店の眞仁田社長が芋焼酎の飲み比べの末、他のイモよりも深みや旨味があると感じたことから採用。「地産地消にこだわった酒を造りたい」との思いから、鹿児島県から苗を100本取り寄せて同市内で自ら栽培を始めました。
現在は親類の畑で苗を300本に増やして栽培し、収穫したイモは焼酎の原料にしています。
「芋龗」は同市の脚折(すねおり)地区に江戸時代から伝わる降雨祈願の伝統行事「脚折雨乞(あまごい)」にあやかり命名されました。
眞仁田社長は「この焼酎が同市の魅力発信につながるよう思いを込めた。今後もおいしい酒造りに挑戦していきたい」と意気込みました。
同商品は1本(720ミリリットル)箱入りで5000円(税込)。同店や同店のオンラインショップで購入できます。