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JAいるま野管内で新茶まつり

2024年5月1日

新茶のシーズンを迎えた埼玉県のJAいるま野管内の所沢市・狭山市・入間市で新茶まつりが開かれ、多くの人でにぎわいました。

 

<所沢市 4月27日>

所沢市茶業協会は4月27日、同市観光情報物産館YOT―TOKO(よっとこ)で「第28回ところざわ新茶まつり」を開きました。日本茶インストラクターによる「茶の淹れ方教室」やドライフルーツとスパイスをお茶に組み合わせたミックスティー作りなどの体験コーナーや新茶の試飲・販売会などが行われました。

同茶業協会の関会長は「4月の暖かさのおかげで例年通りの摘み取りになった。芽ぞろいも良く、良い新茶に仕上がったので、イベントなどを通じて狭山茶の振興に力を入れていきたい」と意気込みを語りました。

 

<狭山市 4月29日>

狭山市茶業協会などからつくる「狭山新茶と花いっぱいまつり実行委員会」は4月29日、5年振りに「狭山新茶と花いっぱいまつり」を開きました。近年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し開催していたが、規制緩和を受け出店なども並び、家族連れなど多くの人が楽しみました。

狭山市手揉(も)み茶保存会による手揉み茶の実演やJA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」の野菜販売などを実施。茶摘み体験も行われました。

同茶業協会の奥冨会長は「3月は寒い日が続いたが、4月からの温暖な気候と適度な雨量で生育は順調。今の時期しか味わえない新茶を飲んで、季節を感じてもらいたい」と笑顔を見せました。

 

<入間市 5月1日>

立春から数えて八十八夜に当たる5月1日、入間市茶業協会は同市で「八十八夜新茶まつり」を開きました。同市は2022年に「おいしい狭山茶大好き条例」を制定するなど、狭山茶の振興に力を入れています。

同茶業協会の西澤会長は「春先の適度な寒暖差と雨量のおかげで、養分を十分に吸った美味しい新茶に育った。美味しい狭山茶を多くの人に楽しんでもらいたい」とあいさつしました。

会場となった市役所前の広場では、手もみ茶実演、新茶の一煎パックと茶苗の無料配布などを行いました。市役所脇の茶畑では、JA職員らも茶娘に扮(ふん)し、撮影に応じるなど、会場に彩りを添えました。