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富士見市で梨収穫スタート

2023年8月8日

富士見市で、特産の梨の収穫が始まりました。富士見梨生産組合の斉藤さんの梨園でも8月上旬、本格的な収穫がスタート。旬を迎え、甘くみずみずしく育った梨「幸水」を一つずつ丁寧に収穫していきました。

斉藤さんは60年以上に渡り梨を栽培する 梨農家の2代目。「幸水」や「豊水」、「彩玉」などの品種を栽培しています。収穫した梨は等級ごとに分けられ、軒先販売をはじめJA農産物直売所「あぐれっしゅふじみ野」などにも出荷します。

今年は日照時間の多さなどから、例年より1週間ほど早い収穫となりました。剪定(せんてい)や摘果、病害虫対策など品質管理を徹底したことで十分な糖度に仕上がりました。

同市は県内でも有数の梨の産地。砂質の土壌で梨の栽培に適していることから、1950年代半ばから生産が始まり、現在でも13戸の生産者が約3㌶の面積で栽培をしています。

斉藤さんは「消費者に喜んでもらうために、丹精込めて栽培した。梨は新鮮なうちに食べて、みずみずしさを味わってもらいたい」と話しました。

「幸水」の収穫は8月いっぱいまで、その後は9月中旬まで「豊水」、「彩玉」の収穫が続きます。