JAいるま野ニュース

26校が練習の成果を披露!
中学生吹奏楽フェスティバル

演奏のラスト。パフォーマンスも完璧!
演奏のラスト。パフォーマンスも完璧!

JAいるま野は1月20日、狭山市市民会館で「第15回JAいるま野中学生吹奏楽フェスティバル」を開催しました。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、管内の公立中学校26校、約600人が参加し、日頃の練習の成果を披露しました。フェスティバルは、生徒間の音楽を通じた交流や練習の成果を発揮する場の提供を目的に、JAの地域貢献活動の一環として企画。県教育委員会が後援、県西部読売会が協賛しています。
各校の生徒は、息の合った演奏で映画音楽や話題曲などバラエティ豊かな楽曲全33曲を披露。工夫を凝らした衣装やダンスなどのパフォーマンスで会場を沸かせました。
演奏に参加した生徒には、JAから管内で取れた県特産のホウレンソウ、県西部読売会から読売中高生新聞が贈られました。所沢市立狭山ヶ丘中学校の岡田彩花さんは「緊張したが、今まで練習した成果が発揮できて一番上手に演奏することができた。他校の演奏で学んだことを今後の部活動に活かしていきたい」と笑顔で話しました。

演奏のラスト。パフォーマンスも完璧!

スポットライトを浴び、向ける視線にも熱がこもります

演奏のラスト。パフォーマンスも完璧!
スポットライトを浴び、向ける視線にも熱がこもります

JAの仕事を学ぼう
中学生が職場体験!

みかんの袋詰めを体験する生徒ら
みかんの袋詰めを体験する生徒ら

狭山市立山王中学校の1年生6人は1月18日、JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」で職場体験を行いました。
職場体験は、生徒の進路・キャリア教育の一環として、職業に対する視野拡大や社会性を養うことを目的に行われています。生徒たちは職員から説明を受け、商品のラベル貼りや袋詰めなどの業務を体験しました。
生徒たちは「作業が大変だったが、農作物に触れて楽しく仕事をすることができた」などと笑顔で話しました。
JAは食農教育の一環として、年間を通じて学生の職場体験を受け入れています。今後も職場体験などを通し、食と農の大切さを伝え、地域に根差したJAを目指していきます。

みかんの袋詰めを体験する生徒ら

みかんの袋詰めを体験する生徒ら

東部後継者部会
JAグループ組織代表
藤木眞也しんや氏が記念講演

講演をする藤木参議院議員
講演をする藤木参議院議員

JA東部後継者部会は1月24日、川越市のラ・ボア・ラクテで参議院議員の藤木眞也氏を講師に招き、記念講演会を開催しました。県中央会らを来賓に迎え、JAの亀田康好組合長をはじめ、同部会の会員ら65人が参加しました。
講演会では、藤木氏が「直近の農政状況について」と題し、日本農業をとりまく情勢や食料・農業・農村基本法の見直しなどについて講演を行いました。
同部会の江原宏司部会長は「藤木先生の講演の内容の重要性を理解し、会員同士で情報を共有し合いながら、今後の農業に活用していきたい」と話しました。

講演をする藤木参議院議員

講演をする藤木参議院議員

世界農業遺産に認定された農法を身近に
地域住民が落ち葉掃きを体験!

落ち葉掃きを楽しむ参加者(27日)
落ち葉掃きを楽しむ参加者(27日)

JA管内を中心とした三富地域(川越市、所沢市、狭山市、ふじみ野市、三芳町)で、2023年に世界農業遺産に認定された伝統農法「武蔵野の落ち葉堆肥農法」への理解を深めることを目的に、落ち葉掃きの大会が実施されました。
1月13日には、三芳町の多福寺の平地林で行われ、約300人が参加しました。三芳町川越いも振興会の会員による落ち葉のかご詰め方法や熊手の使い方について説明があった後、1時間ほどかけて落ち葉を集めました。落ち葉掃き体験後は、(株)大東ガスが用意した焼き芋が振る舞われました。
また27日には、所沢市の農家で「三富江戸農法の会」の横山進会長が管理する平地林で「三富地域農業振興協議会」が主催の「第11回三富千人くず(落ち葉)掃き」が開催され、地域住民ら約100人が参加しました。2時間ほどかけて作業した後、参加者は落ち葉の堆肥場を見学し、伝統農法を肌で感じたことで、地域農業への理解を深めました。
集められた落ち葉は、今後、農家のもとで2年ほどかけて発酵させてから圃場ほじょうにすき込まれ、堆肥として活用されます。

落ち葉掃きを楽しむ参加者(27日)

焼き芋を堪能する参加者(13日)

落ち葉掃きを楽しむ参加者(27日)
焼き芋を堪能する参加者(13日)

日高栗出荷部会
栗剪定講習会

大庭担当課長(中)の剪定を真剣に学ぶ部会員
大庭担当課長(中)の剪定を真剣に学ぶ部会員

JA日高栗出荷部会は1月11日、日高市の浅野與市さんの圃場ほじょうで栗の剪定講習会を開きました。同部会会員50人と県川越農林振興センター、JAなどが参加し、剪定方法を学びました。
当日は、同センターの大庭恵美子担当課長が講師を務め、病害虫や土づくりなどを説明した他、浅野さんが講師を務め、剪定の考え方を説明しました。
同部会の國分俊幸部会長は「剪定方法を工夫して時間と労力を削減していく。より良質な栗を生産し収量を増やすためにも、多くの栗生産者に広めたい」と話しました。

大庭担当課長(中)の剪定を真剣に学ぶ部会員

大庭担当課長(中)の剪定を真剣に学ぶ部会員

新春の風物詩
所沢市で闘茶会開催!

闘茶に挑戦する参加者
闘茶に挑戦する参加者

狭山茶の主産地の一つ、所沢市で1月5日、利き酒のように味や香りで茶の産地を当てる「闘茶会」が開催されました。狭山茶の品質鑑定技術の向上を目的に、所沢市茶業協会が例年開いており、今年で51回目を迎えています。
同協会の会員や在日フランス大使館関係者ら26人が参加し、埼玉や静岡などの5つの産地の荒茶の色や形などの外観や茶の香り、味などの「内質」を判定し、競い合いました。闘茶会の結果は次の通りです。
▽優勝(所沢市長賞)=丸甚園 肥沼甚一郎、準優勝(所沢市議会議長賞)=齋藤園 齋藤友宏、3位(所沢市茶業協会長賞)=新井園本店 新井真一郎

闘茶に挑戦する参加者

闘茶に挑戦する参加者

JA大東支店運営委員会
食材640点を寄贈!

集まった食品を寄贈する関谷運営委員長ら
集まった食品を寄贈する関谷運営委員長ら

JA大東支店は1月24日、地域貢献活動の一環として同支店運営委員会と同職員から集めた食品を「川越こども応援パントリー」に寄贈しました。同運営委員会の関谷和雄運営委員長を筆頭に、米や野菜、食材など640点が集まりました。
同パントリーの代表を務める時野閏さんは「たくさんの食材を寄贈していただき、感謝している。特に主食となるお米が多く、大変ありがたく思っている」と話しました。
関谷運営委員長は「同運営委員の皆さんや同職員の方からたくさんの食材をご提供いただき感謝をしたい。農作物中心とした心通う地域社会であり続けたい」と話しました。

集まった食品を寄贈する関谷運営委員長ら

集まった食品を寄贈する関谷運営委員長ら

JA武蔵野食文化推進者が伝承!
「呉汁」と「おやき」作り体験

ポイントを伝える中田さん(右から2番目)
ポイントを伝える中田さん(右から2番目)

蔵inガルテン川越グリーンツーリズム推進協議会と川越市は1月21日、同市グリーンツーリズム拠点施設農業ふれあいセンター調理室で呉汁と里芋おやきの調理体験を行いました。当日は、JA武蔵野食文化推進者の3人が講師を務め、参加者23人に武蔵野の食文化を伝承しました。
同協議会は、以前から農産物の収穫体験や調理体験などを行ってきましたが、今回は旬を迎えた大豆など栄養満点な「呉汁」と、生産が盛んなサトイモを使った郷土料理「おやき」を作ろうとJAに講師の派遣を依頼。講師を務めた中田トシ子さんは「楽しんで調理している姿を見ることができて良かった。今後も多くの方に伝承していきたい」と話しました。

ポイントを伝える中田さん(右から2番目)

ポイントを伝える中田さん(右から2番目)

気象に負けない米栽培を目指して
「水稲栽培講習会」

説明する川越農林の担当者(右)と生産者
説明する川越農林の担当者(右)と生産者

JAは2023年12月中旬から2024年1月中旬までの8日間、川越市など5地域11カ所で水稲栽培講習会を開きました。参加者は計177人。令和6年産米に向けた米づくりを学びました。
1月17日には、川越市のJA第一営農販売センターで行い、県川越農林振興センターの担当者とJAが講師を務め令和5年産の生育概況の報告の他、気象変動に負けない米づくりなど、分かりやすい資料を基に説明。参加者は「土づくりや水管理を徹底し、十分な収量を見込めるよう頑張っていきたい」などと話しました。

説明する川越農林の担当者(右)と生産者

説明する川越農林の担当者(右)と生産者

良質な酒米を!
「さけ武蔵生産組合」生産者会議

説明する並木治男職員(左)と生産者ら
説明する並木治男職員(左)と生産者ら

JAさけ武蔵生産組合は1月29日、川越市のJA第一営農販売センターで生産者会議を行いました。酒造好適米「さけ武蔵」の品質と収量向上を図ることが目的です。
当日は、同組合9人の生産者ら21人が参加。成分分析結果や高温対策、面積拡大などを説明しました。
同組合は、現在川越市や狭山市など10人の生産者が所属し、約10ヘクタールの面積に栽培。収量を全量JAに出荷し、主に川越市の小江戸鏡山酒造や毛呂山町の麻原酒造の原料として供給しています。同組合の山田英夫組合長は「杜氏さんが使いやすい酒米の生産に向けて情報交換し合い、良質な米を一粒でも多く収穫したい」と話しました。

説明する並木治男職員(左)と生産者ら

説明する並木治男職員(左)と生産者ら