JAいるま野ニュース

サトイモの「親芋」でコンニャク
学校給食メニューに

狭山市内の小中学校23校で2月上旬、「里芋こんにゃくサラダ」を給食で提供しました。コンニャクは、サトイモの親芋で作ったものを使用。市特産のサトイモを使ったメニューで、児童に地産地消への理解を深めてもらう狙いです。
「里芋こんにゃく」は、親芋をもっと有効活用しようと、JAがこんにゃく専門メーカーの「藤田屋」(横瀬町)と協力し、一昨年12月に開発。現在、JA全14直売所などで販売しています。
狭山市立入間川学校給食センターによると、昨夏から「里芋こんにゃく」を使ったメニューを試作。軟らかい食感と味の染み込みやすさを活かすため、チンゲンサイとキュウリを合わせたサラダに決定しました。8日には、市立堀兼小学校でも提供。児童は、校内放送でメニューの説明を聞きながら、地元農産物を味わいました。同校の福岡直人校長は「地産地消の大切さとともに、農家の思いを感じながら食べてもらえたらうれしい」と話しました。

2月8日、堀兼小学校で提供された給食メニュー

配膳前の「里芋こんにゃくサラダ」

2月8日、堀兼小学校で提供された給食メニュー
配膳前の「里芋こんにゃくサラダ」

ちぢみホウレンソウ
生産者がメディアに生出演しPR

2月3日、日本テレビ「news every」の人気コーナー「いまダケッ」に、三芳町でちぢみホウレンソウを栽培する落合辰徳さんが家族と共に生出演しました。
ちぢみホウレンソウは、一般的なホウレンソウと比べ肉厚な葉と強い甘みが特徴です。落合さんは、その甘みを味わってもらおうと、バターソテーを振る舞うなどして俳優の渡辺裕太さんとPRしました。
落合さんは「今年は寒さの影響でより甘く仕上がった。この放送を機に、より多くの方に知ってもらえたらうれしい」と話しました。落合さんは、6年ほど前からおよそ30アールの面積でちぢみホウレンソウを栽培。11月下旬から3月上旬までに約3トンを収穫しました。

ちぢみホウレンソウをPRする落合さん(左)

丁寧に収穫する落合さん

ちぢみホウレンソウをPRする落合さん(左)
丁寧に収穫する落合さん

サトイモの「親芋」でコンニャク
学校給食メニューに

2月8日、堀兼小学校で提供された給食メニュー

狭山市内の小中学校23校で2月上旬、「里芋こんにゃくサラダ」を給食で提供しました。コンニャクは、サトイモの親芋で作ったものを使用。市特産のサトイモを使ったメニューで、児童に地産地消への理解を深めてもらう狙いです。
「里芋こんにゃく」は、親芋をもっと有効活用しようと、JAがこんにゃく専門メーカーの「藤田屋」(横瀬町)と協力し、一昨年12月に開発。現在、JA全14直売所などで販売しています。
狭山市立入間川学校給食センターによると、昨夏から「里芋こんにゃく」を使ったメニューを試作。軟らかい食感と味の染み込みやすさを活かすため、チンゲンサイとキュウリを合わせたサラダに決定しました。8日には、市立堀兼小学校でも提供。児童は、校内放送でメニューの説明を聞きながら、地元農産物を味わいました。同校の福岡直人校長は「地産地消の大切さとともに、農家の思いを感じながら食べてもらえたらうれしい」と話しました。

2月8日、堀兼小学校で提供された給食メニュー

配膳前の「里芋こんにゃくサラダ」

ちぢみホウレンソウ
生産者がメディアに生出演しPR

ちぢみホウレンソウをPRする落合さん(左)

2月3日、日本テレビ「news every」の人気コーナー「いまダケッ」に、三芳町でちぢみホウレンソウを栽培する落合辰徳さんが家族と共に生出演しました。
ちぢみホウレンソウは、一般的なホウレンソウと比べ肉厚な葉と強い甘みが特徴です。落合さんは、その甘みを味わってもらおうと、バターソテーを振る舞うなどして俳優の渡辺裕太さんとPRしました。
落合さんは「今年は寒さの影響でより甘く仕上がった。この放送を機に、より多くの方に知ってもらえたらうれしい」と話しました。落合さんは、6年ほど前からおよそ30アールの面積でちぢみホウレンソウを栽培。11月下旬から3月上旬までに約3トンを収穫しました。

ちぢみホウレンソウをPRする落合さん(左)

丁寧に収穫する落合さん

本格稼働を前に
「狭山茶センター施設内覧会」

施設内の設備について説明するJA職員(右)(2月24日)

2月22日と24日の2日間、「JAいるま野狭山茶センター」の施設内覧会を開催しました。
昨年7月に起工した施設は3月9日に竣工式を迎え、同10日から本格稼働しました。全国でも有名な「狭山茶」のさらなる生産振興を図ろうと、茶産地のJAとしてその一翼を担っていく考えです。
内覧会には、合わせて70人以上の茶生産者が参加。JA職員が茶事業の概要や設備の機能などを説明し、参加者の質問にも丁寧に答えながら本格稼働に備えました。なお、本誌では、次号5月号で同施設を詳しく紹介する予定です。

施設内の設備について説明するJA職員(右)(2月24日)

小江戸支店
特殊詐欺防止に貢献

感謝状を受け取った古牧支店長(中)ら

JA小江戸支店は1月下旬、特殊詐欺未然防止に貢献したとして川越警察署長から感謝状を受け取りました。
12月上旬、川越市在住の80代女性が「夫の入院費や仏壇などの購入で200万円が必要だ」と支店窓口に払い戻しを依頼しました。不審に思った担当職員は、すぐに支店次長に相談しホットラインに通報。被害を未然に防ぐことができました。
同支店の古牧大寿支店長は「特殊詐欺の手口が多様化する中、職員一丸となり、今後も注意喚起や声掛けを積極的に行っていきたい」と話しました。

感謝状を受け取った古牧支店長(中)ら

JA管内産「彩のきずな」を使用!
「みのり揚」限定販売

「彩のきずな」を使った「みのり揚」。フタのシールが目印。

JA管内で収穫した米「彩のきずな」を使った「みのり揚」の限定販売がスタートしました。既存品の仕様は変えず味もこれまで通りで、しょうゆ味の素朴な味わいが特徴の揚げあられです。
商品を企画したJA購買課の宮崎吉之課長は「好評につき、3回目の販売となった。引き続き、販売促進に努め米の消費拡大につなげていきたい」と話しました。
「彩のきずな」を使った「みのり揚」は、2,200箱限定。1箱(32.5グラム16袋入り)1,080円(税込)。JA全14直売所の他、各支店でも購入できます。
※完売の際は何卒ご了承ください。

「彩のきずな」を使った「みのり揚」。フタのシールが目印。

三富農業を未来へ
「第11回農と里山シンポジウム」

オンラインであいさつする斉藤会長

県南西部の三富地域で古くから営まれている循環型農業の保全の在り方を考える「第11回農と里山シンポジウム」(主催:三富地域農業振興協議会)が2月2日、オンラインで開催され、将来にわたり同地域の農業を維持するためには何が必要か、参加者と共に考えました。
協議会の斉藤利彦会長(JA常務)は「三富農業を未来に引き継ぐには、この地域で“ヤマ”と呼ばれる平地林の正しい理解が大切。三富地域の農業を支える平地林の現状を確認し、何が求められているのか、皆さんと一緒に考えを深めていきたい」と呼び掛けました。

オンラインであいさつする斉藤会長

「埼玉軟白うど」収穫最盛期

ウドを丁寧に収穫する鳴河さん

春の訪れを告げるウドの収穫が最盛期を迎えました。「埼玉軟白うど」と呼ばれるウドは、シャキシャキとした食感と独特の香りが特徴。JA管内では主に日高市や入間市、所沢市で栽培され、今年度はJA全体で約10トンの出荷を見込んでいます。
日高市の鳴河高一郎さん宅では、昨年4月に定植した根株を12月下旬から掘り起こし、暗いむろの中に移植。18~20度に温度を管理し、約1カ月かけて成長させます。
2月上旬、鳴河さんは地下およそ4メートルの室の中から70センチほどに育った真っ白なウドを丁寧に収穫。「適度な雨量のおかげで例年以上に太いウドに仕上がった。サラダやきんぴらなどでウドの香りを堪能してほしい」と笑顔で話し、2キロと4キロの箱に詰めていきました。
収穫は4月上旬まで続く予定で、首都圏や中京地方に出荷される他、JA農産物直売所「あぐれっしゅ日高中央」やJA入間農産物直売所などで販売しています。
※完売の際は何卒ご了承ください。

ウドを丁寧に収穫する鳴河さん

春夏野菜栽培に向け
いるま野アグリが苗を供給

苗の管理を行ういるま野アグリ社員

JAの子会社、いるま野アグリでは2月中旬、春夏野菜苗の荷渡しを行いました。ネギやブロッコリー、キャベツなど苗の需要は年々増加しており、今年度は約2,500万円の売り上げを見込んでいます。
当日は、順調に生育した野菜苗をJA営農販売センターなどを通じ、注文した生産者に荷渡ししました。苗の荷渡しは3月下旬にも行い、合わせて10品目38品種を供給する予定です。
同社の細田和宏課長は「引き続き良質な苗を育て、生産拡大や担い手支援につなげていきたい」と意気込みました。

苗の管理を行ういるま野アグリ社員

極早生品種「五百川」
令和4年(2022年)産に向け栽培指導

JA職員の説明に熱心に聞き入る田中さん(右)

JAは2月中旬、極早生品種「五百川ごひゃくがわ」の令和4年(2022年)産に向けた栽培指導を行いました。JA職員が生産者宅を訪れ、栽培のポイントや作業スケジュールなどをまとめた資料を基に説明しました。
「五百川」は、食味が「コシヒカリ」に劣らず収穫期が1カ月ほど早いのが特徴です。JAでは令和元年(2019年)度から導入しており、今年度は新たに5人の生産者が加わり、10人で約12ヘクタールの面積に作付けする予定です。生産者の田中文雄さんは「田植えの予定など直接相談が出来て良かった。今年も良質な五百川を栽培していきたい」と話しました。

JA職員の説明に熱心に聞き入る田中さん(右)