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飯能市のお芋屋さん「芋はん直売所」

2026年1月21日

 飯能市でサツマイモの生芋や加工品を販売する「芋はん直売所」を営む鈴木さんは、農家に転身して今年で就農10年目。同市で約1.5ヘクタールに「べにはるか」や「シルクスイート」など約8~10品種のサツマイモを栽培している。畑の視察やインターネットなどを活用して知識を蓄えながら、日々奮闘しています。

 鈴木さんは千葉県出身で、結婚を機に同市に引っ越しました。医療関係に従事していたが、将来的にはサラリーマンの夫の実家の農地を継承することを見据え、一念発起し就農を決意しました。

 引っ越し後すぐに農業大学校へ1年間通い、2015年に卒業。17年には品目を自身も好きなサツマイモに絞り栽培を行いました。「最初は周りに勧められたので始めた程度。それが今では、農業で生活できるほどになるとは思わなかった」と振り返ります。

 その後、菓子製造許可を取得し、23年には念願の加工場をオープン。生芋の販売だけでなく加工品も自製できるようになり、商品の幅が飛躍的に広りました。現在、同市のふるさと納税の返礼品としても採用され人気を集めています。

 12月24日には農業経営や地域社会への積極的な参画が評価され、25年度のさいたま農村女性アドバイザーにも認定されるなど、その活動は多岐にわたります。

 鈴木さんは「今後は地域の学生とコラボ企画を行うことで、成功体験の場を設けたい。また、親子で参加できる食育イベントにも力を入れ、少しでも農業に興味を持つ人が増えたら嬉しい」と意気込みました。