いるま野NEWS

2025年11月27日

　JAいるま野所沢地域は11月15日、JA所沢西支店で市内の小学校全32校を対象に開催した「第30回農業啓発図画作品コンクール」の表彰式を行いました。応募総数472点の中から各学年1人ずつ、計6人が最優秀賞に選ばれました。

　コンクールはこれからの社会を担う子どもたちに食料・農業に対する理解を深めてもらうことが目的。身近な農作業風景や学校の授業での収穫体験など農業全般をテーマにした作品を、同市教育委員会を通じて募集しました。

　最優秀賞は飯田さん（上新井小1年）、池島さん（上新井小2年）、奥田さん（柳瀬小3年）、金子さん（所沢小4年）、西村さん（富岡小5年）、飯山さん（若狭小6年）。6人には表彰状や記念品が贈られました。会場では全ての応募作品が展示され、多くの来場者が作品に見入っていました。

　所沢市教育委員会の田中審査委員は「農作物の収穫時の姿や表情がよく描かれていて、その時の想いが絵から伝わってくる。来年の作品も期待したい」と講評しました。

　同じく審査委員を務めたJAの石井所沢地域理事代表は「今回も素晴らしい作品ばかりだった。このコンクールをきっかけに農業を深く知るきっかけになって欲しい」と話しました。

　最優秀賞作品は、JA所沢地域が制作した同コンクール2026年カレンダーに掲載し、入選した児童らに配布される予定です。