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特別純米酒「河岸の蔵(かしのくら)」誕生!

2025年11月25日

 ふじみ野市産の米「彩のきずな」を100%使用した特別純米酒「河岸の蔵(かしのくら)」が誕生し、11月3日から数量限定で販売しています。爽やかな旨みとフルーティーな香り、口当たりの良さが特徴で、どんな料理とも合わせることができる逸品です。

 静岡県下田市の海底で海中熟成させた「海中熟成『河岸の蔵』」も同時販売しました。海水温度の変化により、味わいに深みが増し、通常版との飲み比べも楽しめます。

「河岸の蔵」は、ふじみ野市誕生20周年を記念し、地産地消の推進や地域経済の活性化を図ることを目的に作られました。酒蔵がない限られた環境の中で、地元の恵みを生かした地酒を作りたいという思いから、ふじみ野市観光協会が企画を立ち上げました。

 酒の名前は、かつてふじみ野市で船着き場の福岡河岸があったことや、回船問屋の船荷を収めた土蔵があったことに由来します。船問屋を中心に街並みが形成され、河岸が人と人をつなぐ役割を果たしてきた歴史になぞらえ、地酒のもとに人が集い、市内経済の発展に寄与してほしいという思いが込められています。

 ふじみ野市観光協会酒造り責任者であり、JA福岡支店年金友の会の会長でもある原田さんは「地元で取れた米を使った『河岸の蔵』を飲んでいただき、ふじみ野市と地酒のファンになってもらいたい」と話しました。

 ふじみ野市産業振興課の神木さんは「この酒を通して地産地消の推進などを行い、地域活性化の一助になれば幸いです」と話しました。

「河岸の蔵」は、720ミリリットル入りで海中熟成酒とセットで5000円(税込)。販売店は同観光協会のホームページで公開しています。