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高校生がチョコレートのレシピを考案!

2025年11月6日

 越生町の学校法人一川学園清和学園高等学校は10月22日、同町特産品の梅とユズを使って考案し、バレンタイン商戦で一般販売する「清和チョコレートプロジェクト2026」の審査会を開きました。審査の結果、1位に「Reve de yuzu(レーヴ・ド・ゆず)」、2位に「黒い愛」、3位に「ルミエール・ブランシェ」が選ばれました。2月に同町の「うめその梅の駅」などで販売される予定です。

 同校調理科2年の生徒26人が班に分かれ、6月からレシピ作りに取りみました。梅やユズの風味をより活かすために試行錯誤を重ね、合わせる材料やコンセプトなどを一から取り組み、6品を考案しました。

 審査員は同町の新井町長はじめ、NTT東日本の小池埼玉事業部長など14人が務め、味、見栄えなどの5項目で審査し、獲得点数の多い上3品が選ばれました。

 新井町長は「どの班も町の特産品を研究し、その味を活かしたチョコレートを作っていただき大変ありがたい。今後も同町の魅力の発信をしてもらえたら嬉しい」と講評しました。

 生徒は「特産品の香りや味を活かせるよう、他の素材とのバランスの調整をするのが難しかった。こだわりの詰まったチョコレートを多くの人に味わってほしい」と話しました。

 同校は文部科学省の「マイスター・ハイスクール」の指定校です。産業界と専門高校が、地域産業の持続可能な担い手を育成するプログラム。特産品を使用したチョコレートを開発することで、課題解決を通して学びを深め能力向上を図り、同町の魅力を広めるのが狙いです。