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地元産おいしさ発信 生産者が作るお弁当 まこ家!

2025年11月5日

 富士見市の農家、新井さん親子は、自家製の米と農産物、地元の食材にこだわった手作り弁当を販売しています。新井さんが経営する弁当屋「お弁当 まこ家」で地元農産物の美味しさを弁当を通して発信することで、地域農業の持続や地産地消の推進を目指しています。

 新井さんは、家族でコシヒカリを約2ヘクタールの面積で栽培する他、ナスやピーマンなどの季節野菜を育てています。農作物を栽培する過程の中で、フードロスの削減や地元農産物の魅力を幅広い人に伝えたいという思いから、2024年に同店を開きました。

 弁当は、新井さんが同市内の施設で給食を作っていた経験から「毎日食べても飽きない家族の味」をコンセプトにしています。自家製の米や農産物を用い、不足した食材は、JA農産物直売所「あぐれっしゅふじみ野」で調達するなど、地産地消にこだわっています。

 人気のチンジャオロース弁当は、新鮮な野菜を使うことでシャキシャキとした食感を味わえます。味付けを濃くしすぎないことで、老若男女問わず満足できるように仕上げています。

 弁当は、他にも生姜焼き弁当やキーマカレーなど9種類を用意し、価格は880円(税込)。テイクアウト以外にも店内飲食もできます。

 新井さんは「笑顔での接客を心掛け、来店客とのコミュニケーションを大事にしている。地元で採れた米と野菜の魅力を、弁当を通して知ってもらいたい」「昔から料理を作り、食べてもらうことが好きだった。催し物などにも対応できるので、これからも地域に役立てるように頑張りたい」と話しました。

 営業時間は11時から18時まで(月曜日のみ11時から14時)。定休日は火曜日と水曜日。弁当の予約や問い合わせは、同店の公式LINEやインスタグラムで受け付けています。