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ブランド栗「日高ぽロン」 販売会開催!

2025年10月14日

 日高市ぽろたん研究会は11日と12日の両日、JAいるま野高萩南農産物直売所とあぐれっしゅ日高中央の両店舗で、ブランド栗「日高ぽロン」の販売会を開きました。0度の冷蔵庫で約1カ月間じっくりと熟成させた「日高ぽロン」は甘みが増して味も凝縮されています。県外から訪れるリピーターも多く、当日は早朝から客が列をつくり大いににぎわいました。

 日高市ぽろたん研究会は、2007年に国の研究機関が開発した「ぽろたん」が品種登録されると同時に、栗農家の女性が集まって発足しました。渋皮が簡単にぽろっとむけることから「日高ぽロン」と名付け商標登録し、ブランド化しました。

 現在、6軒の栗農家が5ヘクタールで栽培しています。9月に収穫した「日高ぽロン」は、約1カ月間0度で冷蔵庫にて貯蔵し熟成させることがこだわりで、このひと手間が栗の甘みをぐっと引き出します。収穫後は、目ぞろえ会、自宅での選別、会員同士での確認など、5回にわたり選別を行い、品質とサイズの統一を図っています。

 販売会は2008年から続いており、当日は栗の販売の他、揚げ栗の販売も行いました。

 来場者は「『日高ぽロン』は皮がむきやすく、非常に食べやすい。揚げ栗は塩加減も絶妙で、栗の甘みがより引き立っているのでおいしかった」と笑顔で話しました。

 同研究会の梅澤会長は「猛暑や少雨の影響が懸念されたが、後半は適度な降雨があり品質は良好。販売会では揚げ栗を求めるファンも多く、嬉しい限り。今後もおいしい栗の生産に努めたい」と話しました。

 今年の収量は約2トン。販売は量販店の他、オンラインでも行い、10月下旬までの予定。なくなり次第終了となります。