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三芳町で世界一のいも掘りまつり開催!
2025年10月10日
三芳町や同町川越いも振興会などでつくる世界一のいも掘りまつり実行委員会は9月27日、「世界一のいも掘りまつり」を開きました。県内外から約1000人が参加し、大きなサツマイモを手に収穫の喜びを味わいました。
祭りは、町特産のサツマイモと2023年に世界農業遺産に認定された「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を内外に広くPRすると共に、地元の子どもたちに伝統農法に触れてもらい地元愛を育んでもらうことなどを目的とし、今回で12回目を迎えました。
芋掘りは、落ち葉堆肥を使い、農作物を生産する早川農園の畑で行いました。畝の長さは約440メートル。参加者は旬を迎えた「ベニアズマ」を収穫しました。
イベントは芋掘りの他にスタンプラリーやエレクトーン奏者の柏崎さんによる「まちなかコンサート」なども行われました。また、同農法と同時期に世界農業遺産に認定された韓国の河東(ハドン)郡の職員が来町し、交流事業を行い親交を深めました。
参加者は「初めて芋掘りに参加し、子どもの勉強になる良い体験だった。身近なところで伝統農法が営まれていることや農家の方の苦労も分かったので、これからは地産地消に取り組んでいきたい」と笑顔で話しました。
実行委員の瀬島会長は「農業体験を通して、身近なところに世界農業遺産に認定された土地や農業があることを知ってもらえたら幸いです。この体験をきっかけに地域を応援団になってもらえたらありがたい」と話しました。


