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入間市の間野さんが全国手もみ茶品評会で一等一席を受賞!

2025年8月26日

 入間市手揉狭山茶保存会の間野さんが8月22日、同市の杉島市長を訪ね、「第33回全国手もみ茶品評会」で一等一席に入賞し、日本一の最高位を受賞したことを報告しました。

 品評会は全国手もみ茶振興会が7月16日に静岡市で開催しました。16都道府県から87点が出品され、同保存会からは一等に計3点が入賞しました。

 また、入間市は20年連続25回目の産地賞(直江晴男杯)に輝きました。

 間野さんは大正時代から続く老舗茶園「間野製茶」の3代目。約40年にわたり茶業に携わり、約9ヘクタールで9戸の栽培契約農場とともに「やぶきた」や「さやまかおり」などを生産しています。2019年には、アジア版農業生産工程管理(ASIAGAP)の認証を取得し、安心・安全な茶の生産に努めています。

 品評会には「やぶきた」で挑戦し、形状や色沢、滋味など5つの審査項目で200点満点を獲得しました。香気は温和、水色は濃度感ありなどと評価され、3度目の栄冠に輝きました。

 この日、間野さんは、同保存会の平塚会長や宮岡副会長、三ツ木副会長とともに市長を訪問。

 杉島市長は「間野さんが一等一席を受賞したことは、入間市の誇りだ。今後も狭山茶を支援し、共に高め合っていきたい」と讃えました。

 間野さんは「今回の茶はこれまでの中で、一番出来が良く手応えを感じていた。受賞できたのは、行政や茶業協会など関係各所の協力のおかげだ。今後は、後進の指導や育成にも力を入れたい」と意欲を見せています。