JAいるま野ニュース

所沢市で「ところざわ新茶まつり」開催!

おいしい茶の淹れ方を実践する来場者
おいしい茶の淹れ方を実践する来場者

4月30日、所沢市観光情報物産館「YOT-TOKOよっとこで「ところざわ新茶まつり」が開かれました。新茶まつりは、市民らに狭山茶について理解を深めてもらい、より親しんでもらうこと目的に所沢市茶業協会が主催。会場では、手揉み茶の実演や日本茶インストラクターによる茶の淹れ方教室などの体験コーナーをはじめ、新茶の販売会や茶の葉を使った料理の試食なども行われ、会場は大いに賑わいました。
米国出身で同市在住の男性は「狭山茶を使った天ぷらは美味しくて驚いた。狭山茶は飲んでも食べても良く素晴らしい」と笑顔で話しました。

おいしい茶の淹れ方を実践する来場者

おいしい茶の淹れ方を実践する来場者

入間市で八十八夜新茶まつり開催!

茶娘に扮するJA職員
茶娘に扮するJA職員

5月1日、入間市役所で「八十八夜新茶まつり」が開催されました。主催は入間市茶業協会。同市では、狭山茶の消費拡大とPRのために、同新茶まつりを例年開催しているほか、2022年には「おいしい狭山茶大好き条例」を制定するなど、狭山茶の振興に力を入れています。
会場となった市役所前の広場では、手揉み茶の実演、新茶の一煎パックと茶苗の無料配布、新茶販売の予約受付などが行われ、市役所脇の茶畑では多くの来場者が茶摘み体験を楽しみました。JA職員らも茶娘に扮し、来場者からの撮影に応じるなど、会場に彩りを添えました。

茶娘に扮するJA職員

茶娘に扮するJA職員

地元産業の理解のために!
児童が荒茶共同加工施設を見学

茶工場を見学する児童
茶工場を見学する児童

所沢市立富岡小学校は5月9日、JAが運営する「荒茶共同加工施設」で、狭山茶の体験学習を行いました。3年生68人が訪れ、工場見学をしながら製茶の工程を学びました。
講師はJA狭山茶富岡茶生産組合の田代清組合長らが務め、児童は普段飲んでいるお茶がどのように収穫され製造されるのかなどの説明を熱心に聞き、製造工程の見学では、蒸したての茶葉の香りを嗅いだり、実際に茶葉に触れるなど貴重な体験をしました。
田代組合長は「これを機会にお茶にさらに親しみを持ってもらい、身近なところからお茶に興味をもってもらえればありがたい」と話しました。

茶工場を見学する児童

茶工場を見学する児童

「狭山新茶」味わって
狭山市茶業協会が即売会

手揉み茶実演を体験する来場者
手揉み茶実演を体験する来場者

4月29日、狭山市役所で「出来たて新茶即売会」が開催されました。即売会は狭山新茶のPRと消費拡大につなげることを目的に狭山市茶業協会が主催。会場では、新茶の販売や狭山市手揉み茶保存会による手揉み茶の実演、JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」の野菜販売が行われたほか、庁舎敷地内で茶摘み体験が行われ、家族連れなど多くの人が楽しみました。
同市在住で例年新茶を購入すると話す女性は「毎年この時期を楽しみにしている。数年ぶりに茶摘みも体験できたので、充実したイベントだった」と笑顔で話しました。

手揉み茶実演を体験する来場者

手揉み茶実演を体験する来場者

第27回
女性組織協議会通常総会

あいさつする田中あきえ元会長
あいさつする田中あきえ元会長

JA女性組織協議会は4月27日、 第27回通常総会を開催しました。川越市のJA本店で開かれ、 女性部役員75人(本人出席50人、委任状出席25人)が出席。令和4年度活動報告や令和5年度活動計画など、すべての議案が承認されました。また、役員改選も行われ平野小百合さん(狭山地域)が新会長に選ばれました。
記念講演では、一般社団法人ケア・ウォーキング普及会の代表理事を務める黒田恵美子氏を招き「コロナフレイルを防ぐ身体の動かし方」をテーマに講演が行われました。立ち姿勢の基本とひざを痛めにくい動き方について実践しながら説明し、楽しみながら女性部役員が学ぶ姿が見られました。

あいさつする田中あきえ元会長

講演する黒田氏

あいさつする田中あきえ元会長
講演する黒田氏

ドローンを活用
FG剤(水稲除草剤)散布実演会

ドローン散布に興味を示す生産者ら
ドローン散布に興味を示す生産者ら

JAは5月17日、坂戸市の圃場でドローンを活用したFG剤の散布実演会を開きました。水稲生産者らが参加し、省力的かつ効率的な除草作業を確認しました。
約70アールのうち、約20アールを手で散布した水田と、約50アールをドローンで散布した水田とに分けて実演。FG剤は、自己拡散型の除草剤で農薬成分が自然に拡散するため、従来の除草剤よりも作業時間短縮と労力の軽減に期待できます。
JA北部資材センターの三吉伸明主任は「省力化資材とドローンを活用した散布を組合員に目で確認してもらえた。今後も良い提案をしていきたい」と話しました。

ドローン散布に興味を示す生産者ら

ドローン散布に興味を示す生産者ら

ガーデンツーリズムで地域復興を
三芳町でみよし野ガーデン里山探訪を開催

三富今昔村で平地林を散策する参加者
三富今昔村で平地林を散策する参加者

三芳町で5月20日、「みよし野ガーデン里山探訪」が開催されました。同町と関連団体から組織される「みよし野ガーデンツーリズム協議会」が中心となり、一般参加者ら22人が参加しました。
参加者は当日、狭山茶の製造などを手掛ける「田畑園」で茶の手摘みや試飲を体験した後、「三富今昔村」で平地林の散策や同町の歴史を学びました。また、日本農業遺産の「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を実践する「はやし園」が運営する「月の原ガーデン」で見頃を迎えたローズガーデンを観賞し、地域文化への理解を深めました。
同企画は今後、令和5年度中に計3回の開催を予定しています。

三富今昔村で平地林を散策する参加者

三富今昔村で平地林を散策する参加者

西部読売会と共催
17回目の田植え体験

田植えする参加者
田植えする参加者

JAは5月28日、西部読売会と共催し川越市内の圃場で田植え体験を行いました。新聞読者を対象に38組145人が参加し、約9アールの圃場に県産ブランド米「彩のきずな」を植えました。地産地消を共に進める西部読売会と食と農の大切さを学んでもらうことを目的に開催しており、今年で17回目を迎えました。入間市から参加した家族の母親は「食育として子どもに経験させられて良かった。楽しんでいる姿を見ることができて良かった」と話しました。
9月下旬頃、稲刈り体験を予定し、今後も地域住民の農業への理解を深めていきたい考えです。

田植えする参加者

田植えする参加者

東洋ライス主催
4年ぶりの田植え体験開催

夢中で田植えする参加者ら
夢中で田植えする参加者ら

坂戸市で5月20日、東洋ライス主催で4年ぶりの「サイタマ工場 田植え&工場見学イベント」が開かれました。田植え体験を通じて米と健康を身近に感じてもらうことで、新たなファン獲得に繋げていきたい考えです。
JAと坂戸市が協賛し、当日は約30人が参加。同社のサイタマ工場で肌年齢や健康測定会などを行った他、JA入西米出荷組合の石川昇さんの圃場で田植え体験を行いました。同社の通信販売課兼企画広報課の間幹雄係長は「米を身近に感じ、米の知識を深める機会になればうれしい」と話しました。

夢中で田植えする参加者ら

夢中で田植えする参加者ら

地元文化の理解のために
児童が糀谷八幡湿地で田植え体験

田植え体験を楽しむ児童ら
田植え体験を楽しむ児童ら

所沢市立三ヶ島小学校は5月26日、同市の糀谷八幡湿地棚田で、田植え体験学習会を行いました。5年生56人が参加し、約10アールの棚田でJAが提供したコシヒカリの苗を植えていきました。体験会は、同湿地の保全整備活動に取り組む糀谷八幡湿地保存会のメンバーが主催。農業者の高齢化や担い手不足で荒れた湿地を戻そうと2004年に地元有志により設立され、里山風景の再興を目指し、周辺の山林などの整備に取り組んでいます。同会の水村周介会長は「日本人の主食である米ができるまでの過程を体験してもらうことで、地元農業への理解を深めてもらいたい」と話しました。

田植え体験を楽しむ児童ら

田植え体験を楽しむ児童ら

スマート農業の活性化に向けて
土壌センサー搭載型の可変施肥田植え機導入!

直進アシスト機能を活用した田植えをするいるま野アグリ社員
直進アシスト機能を活用した田植えをするいるま野アグリ社員

JAの子会社、いるま野アグリは5月上旬、同社で初となる土壌センサー搭載型の可変施肥田植え機を導入しました。機種は井関農機の可変施肥田植え機を採用。衛星利用測位システム(GPS)による直進・旋回アシスト機能で、経験が浅い社員でも操作ができ、田植え作業時間の省力化が見込めます。また、土壌センサーにより、土壌内の肥料残留濃度を判断し、田植えをしながら施肥量を自動調整することで、稲の生育の均一化などの効果が期待できます。
同社の松田健さんは「施肥量を自動調整する機能は、生産コストの削減や稲の品質の均一化につながる良い機能だ」と話しました。

直進アシスト機能を活用した田植えをするいるま野アグリ社員

直進アシスト機能を活用した田植えをするいるま野アグリ社員

良質な梅を市場に出荷しようと
梅の目ぞろえ会開く

出荷規格を確認する生産者
出荷規格を確認する生産者

JA越生支店梅部会は5月23日、県内で有数の梅産地として知られる越生町のJA梅選果場で特産品である梅の目ぞろえ会を開きました。品質や大きさなどの評価基準を確認し、下旬から始まる出荷に向けて品質の統一化を図りました。
同部会の部会長を務める吉原保雄さんは「梅生産者として良質な梅を出荷し、越生の梅をより多くの方にPRしていこう」と呼び掛けました。JA販売推進課の福岡芳明職員は「丹精込めて栽培した梅を、JA職員として更なる有利販売に努めたい」と話しました。

出荷規格を確認する生産者

出荷規格を確認する生産者

農作業効率化を目指して
「ロボット草刈り機」実演講習会開催

実演を興味深く見入る生産者ら
実演を興味深く見入る生産者ら

JA越生支店は5月11日、同町の山口農園でロボット草刈り機の実演講習会を開きました。農作業事故防止と高齢化や人手不足に悩む農家の労働力軽減を目的として、同支店の須田康支店長が川越農林振興センターと協力して農家に声をかけ、梅生産者ら33人が参加しました。
参加者は「毎年の草刈り作業は体力的にきつい。自分の圃場でも使ってみたい」「間近で見ることができて良かった。家族と相談して導入を考えたい」などと話しました。
須田支店長は「農作業の効率化に繋げられるよう、今後もこのような機会を作っていきたい」と話しました。

実演を興味深く見入る生産者ら

実演を興味深く見入る生産者ら

越生町特産の梅
収穫最盛期

笑顔で収穫する吉原部会長
笑顔で収穫する吉原部会長

関東三大梅林の一つとして知られる越生梅林で6月1日、特産の梅が収穫最盛期を迎えました。JA越生支店梅部会の吉原保雄部会長は「今年の品質は例年並みで良好。梅ジュースや梅干しで『越生の梅』を堪能してほしい」と話しました。
同梅林では、約2ヘクタールの面積で約1000本の梅の木が植えられています。同町のブランド梅「べに梅」は、同町の在来品種で皮が薄く、果肉が厚いのが特徴で、市場から高評価を得ている品種です。
同町では、下旬頃まで収穫作業を行う予定。今年は約10トンの出荷量を見込み、県内や東京の市場に出荷する他、JA農産物直売所でも販売し「越生の梅」をPRしていきたい考えです。

笑顔で収穫する吉原部会長

新聞各記者も取材に訪れました

笑顔で収穫する吉原部会長
新聞各記者も取材に訪れました

越生町内の小学校2校合同で
梅収穫体験

収穫する児童
収穫する児童

梅の主産地越生町は6月1日、同町の小学校2校が越生梅林で収穫体験を行いました。地元の特産物の知識向上につなげたい考えです。
当日は児童ら約50人が参加し、JA越生支店梅部会の吉原保雄部会長らが梅の収穫方法などを分かりやすく説明し、主力品種の「白加賀」を手で一つ一つ丁寧に収穫しました。児童は「初めて体験した。たくさんとれて楽しい」「思ったより簡単にとれた。大きくてきれいな梅がたくさんあった。梅ジュースを作るのが楽しみ」などと話しました。

収穫する児童

収穫する児童

西部果樹部会梨部会
「摘果講習会」開催

注意深く説明を聞く部会員ら
注意深く説明を聞く部会員ら

JA西部果樹部会梨部会は5月19日、日高市の圃場で摘果講習会を開き、部会員ら19人が参加しました。
当日は、県川越農林振興センターが講師を務め、令和5年産ナシの生育過程や収穫予測、摘果のポイントや新梢しんしょう管理などを分かりやすく説明。その後、部会員が実際に摘果作業を行いました。
同部会の梨部会長を務める古谷忠洋さんは「忙しい時期ではあるが、部会員らが参加できて良かった。今後の天候に不安はあるが、引き続き適切な栽培管理に努めたい」と話しました。

注意深く説明を聞く部会員ら

注意深く説明を聞く部会員ら