JAいるま野ニュース

女性組織協議会
第26回通常総会、記念講演会を開催

各地域の役員にあいさつする田中会長
各地域の役員にあいさつする田中会長

JAいるま野女性組織協議会(田中あきえ会長)は5月16日、第26回通常総会と記念講演会を開催しました。
川越市の本店と各7地域をオンラインで結んで行われ、各地域の女性部役員68人(本人出席52人、委任状出席16人)が出席。令和3年度活動報告や令和4年度活動計画など、すべての議案が承認されました。
記念講演会では、日本協同組合連携機構の阿高あや主任研究員を招き『JA女性組織とSDGs -農業協同組合とSDGsの関係から女性のエンパワメントを考える-』をテーマに講演が行われました。阿高氏は協同組合とSDGsの関係性や女性組合員のJA運営への参画の重要性について説明を行い、女性部の活動の多くが、ジェンダー平等やパートナーシップなどのSDGsの項目につながっていることを話し、今後の女性部の活躍に期待を寄せました。

各地域の役員にあいさつする田中会長

講演を行う阿高あや主任研究員

各地域の役員にあいさつする田中会長
講演を行う阿高あや主任研究員

学校教諭らとニンニクの
収穫体験

収穫作業に励む参加者
収穫作業に励む参加者

坂戸市の増尾政明さんは5月上旬、市内の栄養教諭ら7人とニンニクの収穫体験を実施しました。収穫したニンニクは、5月中旬に小学校の給食に提供されました。
収穫したニンニクは、今年4月に同市の「さかど自慢の逸品」に認定されたニンニク。子どもたちに農業に興味を持ってもらおうと、県西部地区の栄養教諭に相談しました。参加した栄養教諭は「貴重な体験を、給食を通じて子どもたちに伝えていきたい」と話し、増尾さんは「良質なニンニクに仕上がった。地元で収穫されたニンニクをぜひ食べてほしい」と笑顔で話しました。

収穫作業に励む参加者

収穫作業に励む参加者

山下徳弥さん春の叙勲受賞

受賞した山下さん(右)
受賞した山下さん(右)

政府は4月下旬、春の叙勲を発表し川越市の山下徳弥さんが黄綬褒章に選ばれました。
受賞した山下さんは、ハウスや露地で60品目500品種以上のパンジーやビオラなどの花壇苗や鉢物を栽培。マーケットインでの取引先拡大や先進的栽培管理に取り組み、江戸時代から続く武蔵野の落ち葉堆肥農法の継承などで地域に貢献し、働きやすい職場づくりにも努めています。「受賞は、家族や会社のスタッフ、指導してくれた関係者のおかげ。引き続き、花の魅力を多くの方に伝え、普及活動に取り組みたい」と抱負を語りました。

受賞した山下さん(右)

受賞した山下さん(右)

入間市で「八十八夜新茶まつり」開催

多くの来場者でにぎわう茶摘み体験
多くの来場者でにぎわう茶摘み体験

5月2日、入間市役所で「八十八夜新茶まつり」が開催されました。新茶まつりは入間市茶業協会が主催。例年、新茶の初摘みの時期に合わせて開かれていましたが、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となりました。
会場となった市役所前の広場では、手もみ茶実演、新茶の一煎パックと茶苗の無料配布、新茶販売の予約受付などが行われ、市役所脇の茶畑では多くの来場者が茶摘み体験を楽しみました。
JA職員らも茶娘に扮し、来場者からの撮影に応じるなど、会場に彩りを添えました。

多くの来場者でにぎわう茶摘み体験

多くの来場者でにぎわう茶摘み体験

「狭山新茶」味わって
狭山市茶業協会が即売会

「狭山新茶」を買い求める来場者(左)
「狭山新茶」を買い求める来場者(左)

4月29日、狭山市役所で「出来たて新茶即売会」が開催されました。即売会は市の特産品である狭山茶の振興を目的に、狭山市茶業協会が主催。例年、新茶が始まるこの時期は、「狭山新茶と花いっぱいまつり」を開催していましたが、新型コロナウイルスの影響により、昨年と同様に新茶などの販売や同市内の小学生によるお茶を題材にした作品の展示を中心とした開催となりました。
同協会の横田泰宏会長は「春先が冷え込んだ分、深いコクのある美味しいお茶に仕上がった。新茶を飲むことで季節を感じてもらいたい」と笑顔を見せました。

「狭山新茶」を買い求める来場者(左)

「狭山新茶」を買い求める来場者(左)

「荒茶共同加工施設」が
本格稼働!

製茶の工程を確認する神谷組合長
製茶の工程を確認する神谷組合長

所沢市下富の「荒茶共同加工施設」が2日、本格稼働し一番茶の製造を始めました。
3~4月にかけて暖かい日が続き、平年よりも4日ほど早い稼働となりました。取扱高はおよそ10ヘクタール、荒茶で約10トンを見込んでいます。JA狭山茶富岡生産組合の神谷信男組合長は「適度な雨量と穏やかな気候のおかげで、コクのある良いお茶が期待できそう。健康志向が高まっている中、健康食品であるお茶を飲んで、心と身体を癒してもらいたい」と話しました。製茶した一番茶は5月中旬以降、JA直売所や通信販売、量販店などで販売しています。

製茶の工程を確認する神谷組合長

製茶の工程を確認する神谷組合長

所沢市で
「ところざわ新茶まつり」開催

茶苗木を配布する茶業協会職員
茶苗木を配布する茶業協会職員

4月30日、所沢市役所で「ところざわ新茶まつり」が開催されました。新茶まつりは、狭山茶の理解を深め、より親しんでもらうことを目的に所沢市茶業協会が主催。会場では、狭山新茶の試飲や手揉み茶づくりの実演、茶苗木の無料配布などが行われ、多くの来場者を楽しませました。
同協会の関隆治会長は「コロナ禍で3年ぶりの開催となった。今まで生産者がお茶をPRする機会に恵まれなかったので、開くことができて嬉しく思う。日本が誇る三大銘茶の1つである狭山茶の新茶を楽しんでもらいたい」と笑顔で話しました。

茶苗木を配布する茶業協会職員

茶苗木を配布する茶業協会職員

「狭山茶」初取引
管内茶農家が出品

新茶の品質を確かめる茶商ら
新茶の品質を確かめる茶商ら

県茶業協会は5月3日、入間市の県茶業研究所で「狭山茶」の初取引を行いました。15人の茶商が参加し、1キロ当たりの平均価格は1万3,908円、最高値は2万1,888円で取引され、会場からは品質を評価する声が上がりました。初取引には、「やぶきた」「さやまかおり」「ふくみどり」などの荒茶と仕上げ茶、17点計56キロを出品。新型コロナウイルス感染防止のため、茶の確認では外観と香気の評価で茶商が値を付けていきました。
狭山茶商工業組合の廣澤洋幸理事長は「狭山茶をぜひ飲んでもらいたいので、少しでも多く全国に流通させていきたい」と意気込みを話しました。

新茶の品質を確かめる茶商ら

新茶の品質を確かめる茶商ら

鉄コーティングした種子を直播

直播作業に励む同組合の会員
直播作業に励む同組合の会員

富士見市内で5月上旬から、県産ブランド米「彩のきずな」の種子の直播作業が始まりました。作業したのは、JAいるま野南畑米生産組合の会員ら。今年で9年目を迎え、直播栽培が普及しつつあります。種子は、鉄コーティングすることで圃場への直播が可能で、育苗作業や苗の運搬作業などが不要なため、省力化につながり1人でも作業が可能です。
同組合の新井則幸組合長は「今年も順調に作業できた。引き続き、JAや生産者と協力し生育を見守っていきたい」と話しました。

直播作業に励む同組合の会員

直播作業に励む同組合の会員

3年ぶりの開催!
西部読売会と田植え体験

田植えする参加者ら
田植えする参加者ら

JAは29日、川越市内の圃場で西部読売会と共催で田植え体験を開きました。開催は3年ぶり16回目。当日は、36組138人の家族連れが参加し約9アールの圃場に県産ブランド米「彩のきずな」の苗を丁寧に植えました。
参加した子どもは「苗を植えたのは初めて。植える感触が気持ち良かった」と笑顔で話し、保護者は「貴重な経験になった。楽しそうに植えている姿を見ることができて良かった」と話しました。
9月には稲刈り体験を予定し、今後も地域住民に農業や食育への理解を深めていく方向です。

田植えする参加者ら

田植えする参加者ら

狭山市の松本牧場が教材に掲載
全国の小中学生に向けて酪農業をPR

酪農について説明する松本さん(右)
酪農について説明する松本さん(右)

読売新聞社教育ネットワークが制作する教材「くらしにSDGs特別号」にJA牛部会会員の松本陽一さんが掲載されるため、5月13日に同社が取材に訪れました。
教材は「食料自給率(38%)を上げる、国消国産」をテーマに、全国の学校や教育関係者向けに発行するもの。同社は松本さんに対して、酪農家になったきっかけや酪農家の1日などを取材し、7月上旬に完成する予定です。
松本さんは「この教材を読んだ方が、酪農に興味を持ってもらい酪農家を応援してくれたらうれしい」と笑顔で話しました。

酪農について説明する松本さん(右)

酪農について説明する松本さん(右)

JA職員がラジオに生出演
「彩のきずな」をPR!

JA販売推進課の浅見純一課長補佐と購買課の山﨑由希子主任が5月31日、FM「ラジオ川越」のラジオ番組に生出演し、県産ブランド米「彩のきずな」をPRしました。
番組名は水崎さんがパーソナリティを務める「あなたとランチタイム!」。番組内では、JA職員が「彩のきずな」の生い立ち、特徴や味などを分かりやすく説明。また、日本穀物検定協会が実施する食味ランキングで2年連続「特A」を獲得したことを踏まえ、3年連続の獲得に向けての意気込みや生産者の想いなどをリスナーに伝えました。
JAの山﨑主任は「ラジオを通じて『彩のきずな』を知ってもらうきっかけになるとうれしい。引き続き、JA職員として生産者の所得向上につなげたい」と話しました。
※ラジオ放送は、下記よりご視聴いただけます。(音声のみ)



JA職員(左)と水崎さん(右)

テレ玉(テレビ埼玉)の「情報番組マチコミ」に
坂戸市のブルーベリー農家が出演!!

ブルーベリーの紹介をする正木さん(左)と熱心に話を聞く松井さん(中)
ブルーベリーの紹介をする正木さん(左)と熱心に話を聞く松井さん(中)

テレ玉「情報番組マチコミ」の月曜レギュラーコーナー「おとな散歩」。元AKB48で現在はピアニストとしても活躍する松井咲子さんが、埼玉県内の“オトナ”なスポットを紹介するコーナーです。同番組に坂戸市でブルーベリー農園「ブルーベリーガーデンマサキ」を経営する正木武さんが出演します。
コーナーでは、松井さんが実際にブルーベリー狩り体験を行う姿や同園に併設されるカフェでブルーベリーを使ったスムージーなどを試食する様子が紹介されます。
正木さんは「これをPR機会として、坂戸市の地場野菜やブルーベリーなどを多くの方に知ってもらいたい」と話しました。同園では6月11日(土)よりブルーベリー狩りがオープン。テレ玉では6月27日(月)と7月4日(月)の午後4時30分から「情報番組マチコミ」の「おとな散歩」コーナーにて放送が予定されています。
※放送日時については変更になる場合がございます。

ブルーベリーの紹介をする正木さん(左)と熱心に話を聞く松井さん(中)

同園のカフェにて売られている地場野菜など

ブルーベリーの紹介をする正木さん(左)と熱心に話を聞く松井さん(中)
同園のカフェにて売られている地場野菜など

越生町特産の「青梅」
収獲期を迎えました!

丁寧に収穫する吉原さん
丁寧に収穫する吉原さん

越生町で2日、特産の梅が収穫期を迎えました。JA越生支店梅部会の吉原保雄会長は、果肉が厚く加工に適した主力品種の「白加賀」を一つ一つ丁寧に収穫していきました。吉原会長は「今年は3月の寒さの影響で収量がやや少ないが、実は大きく仕上がった」と話しました。
梅は、中旬に収穫最盛期を迎え、「白加賀」のほか、同町ブランド梅「べに梅」や「十郎」などを収穫し、7月上旬まで続く予定。JA梅選果場では、選果機で選別しサイズや品質ごとに分け、4キロ箱に詰め県内や東京の市場などに出荷されます。JAの田畑穣職員は「市場や業者から高い評価を得られるよう、JA職員として出荷作業や販促活動に努めていきたい」と意気込みを話しました。

丁寧に収穫する吉原さん

当日は、新聞各社も取材に訪れました

丁寧に収穫する吉原さん
当日は、新聞各社も取材に訪れました