生育状況を確認中。色付きも良好で収穫が楽しみです。
――農業をする中で大変だったエピソードを教えてください。
鳥獣や病害虫による被害や、ブドウの色付きが上手くいかなかったことです。野生の動物や天候によって収量が左右されてしまうので、農業の大変さを痛感した瞬間でしたね。それでも自分が果樹を始めるきっかけにもなった「おいしい!」という感動を多くの方に届けるためにも、日々より良い方法を模索しながら農業に励んでいます。
現在は、省力化の為のロボット草刈り機及び自動潅水設備や、品質向上の為の雨避け設備を導入しています。今後は加温設備と高温対策の為の遮熱カーテンの導入を予定しており、収量増を目指したいです。また、梨の定植や色々な品種の栽培、育種にも挑戦したいと考えており、これからも良質な果樹の栽培を目指して探求し続けたいです。