狭山茶の振興について
埼玉県の特産品として知られる「狭山茶」。JAでは茶の専門農協である狭山茶業農業協同組合との合併や狭山茶センターの設立、誰でも気軽に狭山茶を楽しめるスティックパウダー茶「
今号の特集では、狭山茶やJAが取り組んでいる事業の一部をご紹介いたします。
狭山茶の振興
―これまでの取り組み―
「狭山茶」は埼玉県南西部(入間市、所沢市、狭山市など)を中心に生産されるお茶の総称です。その歴史は古く、諸説ある中でも最も古いものは鎌倉時代まで
狭山茶は、他産地と比べて冷涼な丘陸地帯で栽培されていることから、葉肉が厚く、コクと旨みのある濃厚な味わいを楽しめるのが特徴。また、仕上げの段階で熱を加え、味や香りを向上させる「狭山火入れ」という独特の火入れ技術や、多くの店舗が「自園・自製・自販」(※)という独自の経営方式を行っています。
JA農産物直売所や量販店などでも販売され、私たちの身近な存在として親しまれている「狭山茶」。いるま野では、茶産地のJAとして生産振興の一翼を担うべく、①栽培指導②荒茶購入・仕上げ・袋詰め・販売③通年を通した委託加工の受託④狭山茶を使った新商品の開発⑤量販店やバイヤーへのPR活動など多岐にわたる活動に取り組んでいます。
(※)各茶園が自ら栽培・製造・販売までを一貫して行うこと(自家栽培・自家製造加工・店舗販売)。茶産地としては珍しい経営形態。消費者の声を茶園管理から製造工程の中で活かすことができるため、同じ狭山茶でも各茶園でそれぞれ特色のある味を楽しむことができる。

生産振興への取り組み
―新施設稼働、新商品の開発―
近年、消費者の
2020年には、茶の専門農協である狭山茶業農業協同組合と合併し、これまで培ってきたノウハウを活かした委託加工事業をスタート。2022年に新たに茶の卸売販売や製茶・委託加工などを専門に行う「狭山茶センター」を設立し、茶農家の作業負担軽減や作業効率化に力を入れています。
2023年にかけては埼玉県と連携し、フランスなどEU(欧州連合)へ狭山茶を試験的に輸出した他、2024年にはJAで初となる狭山茶を使ったパウダー茶「SAYAMACHAKO」を開発し、どこでも気軽に狭山茶を楽しむことができる環境づくりに取り組んでいます。
今後もいるま野では、茶産地のJAとして茶農家との連携をこれまで以上に深めていくとともに、狭山茶の振興に尽力していきます。
JAの狭山茶振興に向けた取り組み

JAいるま野の狭山茶製造のこだわり
狭山茶センターでは安心安全に消費者に狭山茶を楽しんでいただけるよう、栽培管理記録(生産履歴)の提出を受けた荒茶原料を仕入れています。また加工時には熟練したベテランスタッフが高性能の仕上げ機械を駆使して作業を行うことで、高品質の狭山茶を多くの方へ届けています。

JAいるま野では高品質の狭山茶の提供のためさまざまな機械を導入しております
- 静岡機械式総合機【NTO-R4】
- CCDカメラ方式 茶用色彩選別機【GTS600V】
- マイクロ波遠赤外線乾燥火入機【6007型】
- 冷蔵保管室(茶専用)
- 全自動ガス充填包装機【HP-500】
- 成分分析機 【GTN-9】 など

狭山茶の委託加工など様々な業務を承っております
●狭山茶センター業務内容
卸売販売・製茶加工・委託加工・パッケージング(包装)・茶冷蔵保管
●お問い合わせ先
JAいるま野狭山茶センター
〒350-1312 狭山市大字堀兼2094-1
TEL:04-2959-3015
(受付時間/平日8:30~17:00)

美味しいお茶を淹れてみよう!
味の好みは人それぞれ…
いろいろな淹れ方をためして自分好みの味を見つけてみませんか?
狭山茶を使った料理にチャレンジしよう!
JAでは、さまざまな方法で狭山茶を楽しんでもらおうと狭山茶を使ったレシピを公開しています。
皆さんもチャレンジしてみてはいかかでしょうか?

