地域の農家さん紹介

感謝を胸にこれからも
人も野菜も愛情を込めて
越生町大谷 奥富 陽太郎 さん

「かつお菜」を収穫する奥富さん。「かつお菜」は煮物や汁物によく合いますよ。

――就農から現在までの状況をお聞かせください。

現在は、約70アールにサツマイモやタマネギ、シソ等、年間を通して約15品目を栽培しており、JA越生農産物直売所や越生町の「うめその梅の駅(越生自然休養村センター)」等に納めています。
一般企業を定年退職後に本格的な農業をするようになりましたが、幼少から父親の農作業の手伝いはしてきました。就農後「越生に直売所を建てよう」という話が上がり、仲間とともに運営や農業塾の立ち上げにも携わったりする等、多くの経験をしてきました。農業塾では2年間講師も務め、「塾生に教えるにはまず、自分も前に進まねば」という気持ちで、さらに農業について知識を深めながら次の世代に技術を伝えようと励んできました。

愛用のトラクターをメンテナンス中。相棒と二人三脚で農業に励みます。

――農業をする中で嬉しいと感じる出来事を教えてください。

丹精を込めて育てた野菜を「おいしい」と言ってもらえる時です。農業をしていると野菜たちの声が聴こえてくるんです。「もっと肥料が欲しい」や「天気が続いたから水が欲しい」等。聴こえるようになるには、野菜たちをよく観察すること、そして研究すること。これをいつも考えながら農業をしています。そうして愛情をたっぷりと注いだ野菜たちを「おいしかった」「奥富さんの名前を見て買った」等と言ってもらえるのは、とても嬉しいことです。
そんな私ですが、ここまで来られたのは皆さんの多くの支えのおかげ。今までの恩を返すためにも、お客さまだけでなく、直売所のスタッフ、農家仲間、さまざまな人に感謝をしながら歩み続けたいです。