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幻の果物 ポポー、収穫期
狭山市の高橋さんの畑で「幻の果物」と呼ばれるポポーが収穫期を迎えています。収穫は9月末まで続き、JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」に出荷されます。
ポポーは、15~20cmほどの楕円形で、淡い緑色の果実。果肉は薄いオレンジ色で、マンゴーやバナナのような濃厚な甘味とクリーミーな食感が特徴です。
戦後に一時期普及しましたが、傷みが早く収穫期も短いことや、収量が安定するのに約10年かかることなどから徐々に生産者が少なくなり、希少となっています。
高橋さんはブルーベリーやポポーなどの果樹を中心に栽培しています。定年退職後に就農を決めていたことや、種苗業者の資料の中で、ポポーの希少性や味の豊かさについて触れられていたことから、50歳のときに栽培を始めました。
ポポーの栽培は、動画サイトなどを参考にし、独学で試行錯誤しながら行っています。有機肥料を用いた栽培管理や、こまめな剪定を心掛けることで、栽培本数は当初は5本だったものが、現在は20本ほどに増えたそうです。
畑とJA農産物直売所が近接していることから、収穫後すぐに出荷ができ、近隣住民などを中心に人気を博しています。
高橋さんは「珍しく味わいも豊かな果物なので、多くの人に楽しんでもらえるように、今後も良質なポポーを育てていきたい」と話しました。