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 狭山茶とは

「狭⼭茶」は、⽇本の銘茶五場の⼀つとして知られ、JAいるま野管内では
「⼊間市、狭⼭市、所沢市」を中⼼に⽣産されているお茶です。
古来より「⾊は静岡、⾹りは宇治よ、味は狭⼭でとどめさす」とうたわれるように歴史があります。
⽐較的に冷涼な丘陸地帯で多く栽培されているため、葉⾁が厚くなり重厚な⾹味とコクが特徴です。

北に位置する産地

狭山茶の産地は茶葉の生産地としてはかなり北に位置しており、冬季には霜が降りることもある寒冷な気候です。このため、国内の温暖な産地では年3~4回の摘み取りを行うことができますが、狭山茶は年1~2回の摘み取りを行っている茶園が主に見受けられます。

狭山茶の品種

埼玉県では、寒冷な気候でも安定した生産が出来るよう長い年月をかけて寒さに耐えられる品種の育成を進めてきました。これまでに「さやまかおり」や「ふくみどり」などの品種が育成され、産地をささえています。

狭山茶製造のこだわり

JAいるま野では、管内の茶生産者より栽培管理記録(生産履歴)の提出を受けた荒茶原料のみを仕入れ、高性能の仕上げ機械を駆使し、熟練の加工技術で製造を行っております。

安全安心へのこだわり

JAいるま野では、消費者からの信頼を得られるよう原料や商品の管理を徹底し、生産者からの栽培管理記録(生産履歴)の提出によるトレーサビリティに取り組んでおります。品質管理や衛生管理に力を入れ、常に安心安全を心掛けております。

美味しいお茶の淹れ方

味の好みは人それぞれ…
いろいろな淹れ方をためして自分好みの味を見つけてみませんか?

生葉

 狭山茶ができるまで

❶ 蒸熱

生葉を蒸すことにより生葉中の酵素の働きを止める。

❷ 粗揉

蒸された茶葉を熱風の中で撹拌・揉圧し、これによって茶葉の水分を均一に能率よく蒸発させる。

❸ 揉捻

製造工程の中で唯一、熱を加えずに揉む工程。茶葉全体の水分を均一にする。

❹ 中揉

茶葉を軽く揉みながら乾燥を進める。均一に水分を除去して茶葉をよりながら細くする。

❺ 精揉

茶葉を針状に整形する工程。精揉機は手もみの要素を取り入れた巧妙な動きをする構造を持つ機械。

❻ 乾揉

精揉で終えた茶葉は水分を含んでいるので乾燥機を使用して含水率を5%程度に乾燥させる。

狭山茶センター施設・業務概要

業務内容 卸売販売、製茶加⼯、委託加⼯、パッケージング(包装)、茶冷蔵保管
竣工 令和4年3⽉
施設概要
□ 敷 地 ⾯ 積  
1654.55㎡(500.5坪)
□ 建   物  
鉄⾻造・2階建
□ 1階床⾯積  
868.61㎡(262.7坪)
□ 2階床⾯積  
278.50㎡(84.2坪)
□ 延べ床⾯積  
1,147.11㎡(347.0坪)

アクセス

〒350-1312 埼⽟県狭⼭市⼤字堀兼2094-1

電⾞とバスをご利⽤の⽅

●⻄武新宿線「⼊曽駅」➡
⻄武バス「⼊曽東循環コース」乗⾞ ➡
「あぐれっしゅげんき村」下⾞ ➡ 徒歩約2分
(1⽇4便、毎週⽇曜⽇及び年末年始の12⽉29⽇〜1⽉3⽇は運休)

●⻄武新宿線「新所沢駅」東⼝
⻄武バス「上⾚坂、本川越」乗⾞ ➡
「シチズン前」下⾞ ➡ 徒歩約22分

⾞をご利⽤の⽅

●関越⾃動⾞道「川越インター出⼝」➡ 約9㎞(約16分)
●⾸都圏中央連絡⾃動⾞道(圏央道)
「狭⼭⽇⾼インター出⼝」➡ 約9㎞(約16分)