JAいるま野広報 6月号_No
3/20

 小麦「ハナマンテン」は、埼玉県で初めての超強力粉。これまで日本の小麦はグルテンが少なくうどん等にする中力粉が中心でしたが、その弱点を克服した小麦です。埼玉県では主にいるま野管内で栽培されています。特徴は、パンや麺にすると小麦の風味が豊かで、モチモチとした食感です。 今、JA管内でこのハナマンテンを使ったパン屋さんが増えています。今回はJA管内でいるま野産「ハナマンテン」を使っているパン屋さんを紹介します。 生産者の栽培努力とパン職人の技術で地産地消の思いが詰まった、「ハナマンテン」で作ったパンの香りと食感を味わってください。 平成14年にオープン。店内にはハード系のパンが50~60種類並んでいます。国産小麦を使用し、自家製酵母とイースト、具材は手づくりで原材料にこだわっています。 ハナマンテン使用のきっかけは、坂戸市役所のすすめで現在は5種類に使っています。「用途が広く、食べて香りがよい」と若松さんは話します。 「理想は、全部県産小麦でつくり、埼玉のハナマンテンを全国に自慢できるようにしたい」と今後の抱負を語ってくれました。❶ミックスベリー&クリームチーズスコーン イチゴ・ブラックベリーなどがたっぷり入った、 ふんわりサクッとしたスコーン❷ずらりと並んだハード系のパン❸店主の若松大輔さんブーランジェ リュネット川越市砂新田店舗:川越街道からスーパー「いなげや」がある交差点をいちょう通りへ入り約400m先、「ウエマツ薬局」を右折するとレトロ調のワーゲンバスとスクーターが目印です。❸03「いるま野」2017.6

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る