JAいるま野広報 2017年2月号 No.250
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地域だより川越 川越氷川祭の山車行事を含めた全国33件の「山・鉾・屋台行事」が平成28年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されました。 川越市では12月17日、登録記念イベントが開催され、当日は4町内の山車(幸町・志多町・野田五町・宮下町)が会場に揃い、山車曳きが行われました。 まつりは元来、氷川神社の例大祭で、山車は4人で担ぐ小さなものでした。その後、山車が大型化し、笠鉾形式の山車と踊り屋台があるものに変わっていきました。明治時代以降、屋台の上での舞踊や仮装行列などから、山車の囃子の上に唐破風がつき、囃子台が回転するようになりました。現在も脈々とその伝統・文化が受け継がれています。川越氷川祭の山車行事ユネスコ無形文化遺産に登録川越まつり会館 川越城本丸御殿は、嘉永元年(1848)に時の藩主松平斉典(なりつね)が造営したもので、16棟、1025坪の規模をもっていましたが、明治維新後次第に解体されていきました。 現存しているのは玄関部分と、移築復元された家老詰所のみですが、埼玉県指定文化財になっています。当時の調度品やかご、本丸御殿模型も展示されています。 場所:川越市郭町2‐13‐1 電話:049‐222‐5399 (川越市立博物館) いつ訪れても、まつりの興奮と感動が味わえる川越まつり会館。9つのコーナーから成り、子供から大人まで楽しめます。 展示中の山車は、実際に川越まつりで曳かれている本物の2台で、定期的に入れ替えられています。華麗な幕や精巧な彫刻により飾られた絢爛豪華な山車の迫力を味わえます。また展示ホールでは日曜・祝日に各2回、お囃子の実演も行われています。 場所:川越市元町2‐1‐10 電話:049‐225‐2727川越城本丸御殿19「いるま野」2017年 2月号

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