JAいるま野広報 2017年1月号 No.249
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地域だより所沢 誰もが知るアニメの名作「となりのトトロ」。その舞台のモデルの一つになったといわれる狭山丘陵。そこには、自然豊かな里山の森「トトロの森」があります。 狭山丘陵は映画「となりのトトロ」の舞台のモデルの1つになったといわれ、武蔵野の里山風景が残る自然豊かな場所です。その自然を守るため「トトロのふるさと基金」が寄付を募り、取得したトラスト地を「トトロの森」と呼んでいます。その近くに基金の活動拠点である「クロスケの家」があります。今にも真っ黒クロスケが出てきそうな古民家です。活動を紹介する目的で、週3日一般公開をしています。HPで開館日をご確認の上、足を運んでみてはいかがでしょうか。「トトロの森とクロスケの家」クロスケの家「山口観音」 西武線所沢駅西口のロータリーから始まる全長300メートル程の商店街。 一時は、大型百貨店の進出もあり、1日の通行量が5万人を超える日もあったといわれる県内でも有数のストリートでした。 現在は、チェーン店などの貸店舗が多く見られ、当時の面影はなくなりましたが、時代に沿った新しい商店街となっています。 この通りは、日本の航空発祥の地にちなんでプロペラより「プロペ通り」と命名されました。 山口観音は吾ご庵あん山ざんこんじょういん金乗院といい真言宗の寺院で、行ぎょうき基菩ぼ薩さつが開いたと伝えられており、後に弘法大師が修業をし、池の水を閼あ伽か水すいとして使用。この水を飲んだ病人はたちまち良くなったと伝えられています。 また、新田義貞が戦勝祈願をした事から、義貞誓いの桜と呼ばれる桜の木や、市指定文化財の千手観音像、本堂の天井には「鳴き竜」の墨絵があります。 この山口観音は、狭山三十三所第一番の札所で、狭山湖と多摩湖の間に位置しています。「プロペ通り」19「いるま野」2017年 1月号
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