JAいるま野広報 2017年1月号 No.249
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研究を重ね生産量を増やしていきたい富士見市 木内 精一 さん化学肥料や農薬を使わず有機栽培で作っています。 私は就農して52年、自家配合のエサによるこだわり卵の研究と安心安全な農産物作りに力を注いできました。15年程前から有機栽培に取り組み化学肥料や農薬を使わずに栽培した作物や加工品をJAの直売所や自宅で販売をしています。 季節ごとに様々な野菜を栽培し、品種も一種類に限らず人参はダークパープル(黒い人参)など珍しい品種を4種類、水稲はうるち米やもち米、赤米や黒米、畑ではアマランサスなど数種類の雑穀も作っています。 有機栽培を始めた頃は収穫が激減し大変でしたが、堆肥の質の向上を図り病害虫にかかりにくい土壌を作ったり、有機栽培の講習会にも参加したりして、だんだんと収穫量も増えてきました。有機栽培では通常6~7割の収穫量といわれていますが、本来はより多くの収穫が出来ることを知り改善に取り組んでいます。有機栽培した穀物を鶏のエサに使うことを考えており、これからも研究を重ね作物の生産量を増やし、安全で美味しい農作物を作っていきたいです。収穫を待つ人参の圃場こだわって作っています紫白菜にチャレンジ10「いるま野」2017年 1月号人彩耕のCULTIVATIONPeople

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